渋谷で「酒フェス」 初の2日開催、果実酒・古酒・ひやおろしなども

蔵元が来場客に酒をついで提供する
(写真は前回開催時の様子)

蔵元が来場客に酒をついで提供する (写真は前回開催時の様子)

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 渋谷・神宮通公園(渋谷区神宮前6)で9月30日・10月1日、日本酒イベント「SHIBUYA SAKE FESTIVAL2017」が開催される。主催は日本酒の通販サービス・飲食事業「KURAND」などを手掛けるリカー・イノベーション(足立区)と明治通り宮下パーク商店会。

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 日本各地の日本酒を紹介するイベントとして2014年に始まり、毎回、20~30代の若年層を中心に来場があるという同イベント。5回目となる今回は初の2日間開催し、計18蔵元がブースを出展する。飲食を通じて東北復興支援を行う「あがいんちゃ東北feat.気仙沼」(同商店会主催)との同時開催となる。

 日本酒エリアでは、同社が展開する日本酒専門店「KURAND SAKE MARKET」の提携先蔵元16社が出展するほか、「KURAND SAKE MARKET」が提携先の蔵元と共同で企画・開発 したオリジナル日本酒も提供。秋限定酒「ひやおろし」ブース、炭酸ガスを含みアルコール度数が低い「スパークリング日本酒」、「古酒」「熟成酒」「貴醸酒」ブースなどを展開。新潟・宝山酒造が日本酒造りの時に使う「仕込み水」を和らぎ水(チェイサー)として用意する。日本酒を世界に広めることを目指し活動しているチーム「WAKAZE」のブースでは、洋食との ペアリングを楽しむために開発したオリジナルの日本酒を提案する。

 「果実酒エリア」には、同社が展開する梅酒・果実酒専門店「SHUGAR MARKET」の提携先蔵元2社が出展。「SHUGAR MARKET」が提携先の蔵元と共同で企画・開発したオリジナルの果実酒、日本酒をベースにした果実酒や、ミルクや栗などの変わり種果実酒などをそろえる。

 飲食エリアには、ブルースバー「TERRAPLANE」(道玄坂2)、焼き肉店「焚火(たきび)家」(渋谷1)、チーズレストラン「DAIGOMI」(港区南青山6)など広域渋谷圏の飲食店も出店。物販エリアでは参加する蔵元の酒などを販売する。

 「東北復興」をテーマに東北の日本酒を使った利き酒のワークショップ、「ひやおろし」を中心に日本酒の製造工程と味わいの違いの解説やフードペアリングについてのレクチャーなども予定。「日本酒の日」である10月1日には、来場客らで一斉に乾杯する企画も行う。場内ではDJが音楽をかけ、ねぶた団体「青森ねぶた祭LOVERS」が踊りで盛り上げる。

 開催時間は11時~17時。入場料は、1dayパスポート(1日飲み比べし放題、ちょこ付き)=前売り3,000円、2daysパスポート(2日間飲み比べし放題、ちょこ付き)=同5,000円ほか。

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