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バスケ「アルバルク東京」竹内譲次選手、渋谷区観光大使スポーツアンバサダー就任

ゴール下で存在感を見せる竹内譲次選手(中央)

ゴール下で存在感を見せる竹内譲次選手(中央)

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 渋谷区をホームタウンとする男子プロバスケットボールチーム「トヨタアルバルク東京(アルバルク東京)」の竹内譲次選手が12月5日、渋谷区観光大使スポーツアンバサダーに就任した。

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 渋谷区観光協会が任命している渋谷区観光大使は、区から国内外に向けて日本のエンターテインメントを発信・啓発し、区の観光経済の発展に貢献してもらうことを目的に委嘱しているもの。すでに、ナイトアンバサダー=ヒップホップ・アーティストZeebraさん、パーティーアンバサダー=「パーティーロッカーあっくん」ら15組が就任している。

 アルバルク東京は、1948(昭和)年にトヨタ自動車の実業団として創部。NBL2015-2016ではレギュラーシーズン1位。今シーズン始まった「Bリーグ」の開幕戦も戦った。チーム名は「電撃」を意味するアラビア語が語源で、「スピーディーでアグレッシブな電撃的プレーで、観客を魅了する」という思いと、「AL=The、V=勝利(Victory)、ARK=箱舟」を掛け合わせた「勝利を運ぶ箱舟」という意味も持ち合わせている。国立代々木第二体育館(渋谷区神南2)をホームアリーナとしている。

 竹内選手は1985(昭和60)年大阪生まれ。身長207センチの大型選手。高校時代から双子の兄・公輔選手(リンク栃木ブレックス)と共に注目を集めた。今年から日本バスケットボール選手会の会長を務めている。スポーツアンバサダーは、同じく渋谷を拠点にする「サンロッカーズ渋谷」の伊藤駿(たかし)選手に次ぐ2人目となる。

 「家族で表参道に行くことがある」という竹内選手。渋谷のイメージについて「人が多くて活気あふれている一方で、若者が羽目を外しすぎる部分もある」と話し、「任命いただいたからには、スポーツを通じて良いメッセージを伝えられたら」と意欲を見せる。

 同日、代々木第二体育館で行われた試合前には就任式が行われ、同協会の金山淳吾理事長が竹内選手に委任状を手渡し、「渋谷区から、スポーツとスポーツキッズを育てる活動をしてほしい」とエールを送った。

 今後は、区のスポーツ振興イベントなどに参加していく予定。任期は2019年9月30日まで。

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