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Bunkamuraザ・ミュージアムで「マリメッコ展」 国内初の大規模展示、65年の歴史たどる

ケシの花をモチーフにした「ウニッコ」(左)などで知られる

ケシの花をモチーフにした「ウニッコ」(左)などで知られる

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 渋谷「Bunkamuraザ・ミュージアム」(渋谷区道玄坂2)で12月17日、「マリメッコ展-デザイン、ファブリック、ライフスタイル」が始まった。

初の外国人デザイナーとして勤めた脇坂克二さんの作品

 フィンランド語で「マリーのためのドレス」との意味を持つ「マリメッコ」は、1951年にヘルシンキで創業。同国の「伝統的な」モチーフや自然に着想を得たプリント、カラフルな色彩、抽象的なデザインが特徴で、同国を代表するブランドとして日本でも広く知られている。

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 国内初の大規模展となる同展では、ヘルシンキのフィンランド・デザイン・ミュージアムが所蔵するファブリック約50点、ビンテージドレス約60点、デザイナーの直筆スケッチ、各時代の資料など200点以上を通じて同ブランドの歴史をたどる。

 場内は大きく3部で構成。イントロダクションでは、ケシの花をモチーフにした「ウニッコ」をはじめ、草原の写真が基になった図案「ライネヘティヴァ」、水面に何かが落ちた時に現れる波を想起させるデザインといわれている「カイヴォ」など、「象徴的な柄」のファブリックを展示する。

 「マリメッコの歩み1951-2016」では、創業者アルミ・ラティアをはじめ、初の正社員デザイナーとなったヴオッコ・ヌルメスニエミさん、同ブランドで「最も有名な」デザイナーとして約500種類の図案を手掛けたマイヤ・イソラ、初の外国人デザイナーとして起用された脇坂克二さんなど、さまざまなデザイナーの図案を基にしたドレスやファブリックなどを紹介。ロゴ候補、元米大統領ジョン・F・ケネディの妻ジャクリーン・ケネディが購入したドレスなども並ぶ。

 デザイナーの図案からファブリックとして製品化されるまでの過程を紹介する「デザインの芸術」では、ヘルシンキ本社のプリント工場の映像も見ることができるほか、デザイナーの直筆スケッチ、製品化された柄を並べて展示する。脇坂さんに続く日本人デザイナーとして、1974年~2006年に同ブランドで勤務した石本藤雄さんのスケッチやコレクションも紹介する。

 同展に合わせて同施設内ル・シネマでは、創業者アルミ・ラティアの人生を描いた「ファブリックの女王」(ヨールン・ドンネル監督)を限定公開している。今月22日まで。

 開館時間は10時~19時(金曜・土曜は21時まで、入館は閉館の30分前まで)。入館料は、当日一般=1,400円、大・高校生=1,000円、中学・小学生=700円ほか。2月12日まで(1月1日は休館)。

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