ギャル向けツイッター「リアルタイム ラブ」-人気モデルら渋谷でPR

ステージでは、人気ギャルモデルの川端かなこさん(写真左)らがサイトをPR

ステージでは、人気ギャルモデルの川端かなこさん(写真左)らがサイトをPR

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 人気ギャルモデルや109店員らが参加するモバイル向けツイッター・クライアントサイト「Realtime Love(リアルタイム ラブ)」が8月13日に正式公開され、口コミで認知を広げている。

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 プリントシール機開発のメイクソフトウェア(大阪市北区)が2月にサービスをスタートした同サイト。「ネコとヒョウ」「憧れBaby」などギャルに人気のプリクラ機の開発を手がける同社が、ギャルの間ではまだ認知の低い「ツイッター」に着目し、「まずは水面下から」と人気モデルらに声を掛けサイトを開設。APIでツイッターと連動するサイトは、独自のデザインやデコメ用の絵文字を使える「ギャル仕様」のサービスが特徴で、正式公開を前に口コミでユーザーを増やしてきた。

 正式発表は、今月13日にSHIBUYA-AX(渋谷区神南2)で行われたギャルイベント「LOVE SUNSHINE '10」のステージ。約2,000人が集まった同イベントの会場には、ツイッター開設方法などを説明する特設ブースも開設。ステージでは、同サイト内に公認アカウントを持つ人気ギャルモデルの鈴木あやさん、寿るいさん、細井宏美さんらが観客を前に、会員数100万人を目指す「ギャルツイッター革命」を宣言した。

 利用料は無料。正式公開を機に、今後広告展開も始め、収益化を目指す。現在の利用状況について、サイトのプロモーションを担当するオゾンネットワーク(恵比寿西1)の谷内田信さんは「実際にツイッターに登録する人はまだ少ない」とし、サイト上での説明ページのほか、「パンフレット配布や定期的な講座開設などでツイッターを身近にしていければ」と話す。

 一方で、サイトを訪れるユニークユーザー数は1日約10万人と、順調にアクセスを伸ばしている。「アジア圏を中心に海外からのフォロワーも増え始めた。『ツイッター』そのものというより、『リアルタイム=ツイッター』という独自の解釈で認知が広がってきている」。

 現在サイト登録の際にはまず、ツイッターでアカウントを取得する必要があるが、「ツイッターとリアルタイム、2つを登録する『手間』を改善し満足度を上げていきたい」とも。今後はファッションイベントをはじめ、オゾンネットワークが運営するSHIBUYA109(道玄坂2)8階の複合ショップ「SBY」やユーストリームの連動、コラボレーションなどで認知拡大を目指す。

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