英・著名アートディレクターが企画展-原宿・新生「ROCKET」で

実験的なグラフィック言語やタイポグラフィーを多用する作品に評価も高い(写真=展示イメージ)

実験的なグラフィック言語やタイポグラフィーを多用する作品に評価も高い(写真=展示イメージ)

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 英国の著名アートディレクター、ネヴィル・ブロディさんの新作などを紹介する企画展「BRODY@ROCKET」が1月31日より、原宿「ROCKET」(渋谷区神宮前6、TEL 03-3499-1003)で開催される。

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 1957年、ロンドン生まれのブロディさんは、英カルチャー誌「The Face」「ARENA」などのアートディレクションで知られ、1988年に発表した自身初の作品集「The Graphic Language of Neville Brody」は各国でベストセラーを記録。実験的なグラフィック言語やタイポグラフィーを多用し、1990年に発表したデザイン書「FUSE」の国際的評価も高い。

 同展は、「ギンザ・グラフィック・ギャラリー(ggg)」(中央区)が発行する書籍シリーズ「ggg books」から英国人デザイナー初の作品集として出版する新シリーズの発売記念企画。ブロディさん本人がキュレーションし、過去の作品をはじめ、同展のために制作した最新作をコラージュとして発表する。会場では、サイン、ナンバー入りの限定ポスターも販売。

 デザイン事務所「キャップ」代表の藤本やすしさんが1996年、表参道・旧同潤会青山アパートの1室でスタートした同ギャラリーは、原宿の一軒家へ移転した後に、2002年ショップとギャラリーを併設するかたちで青山エリアにリニューアルオープン。同場所での営業は2005年で終了し、2007年には夜間のみの営業となる「夜のギャラリー」として南青山で営業を再開していた。

 現在拠点を構える一軒家は、同潤会アパートの後に移転し使用していた建物を全面リフォームしたもの。昨年10月の移転オープンを機に「ギャラリー」とは異なる「クリエーティブ・スペース」へと位置付けも一新した。

 営業時間は12時~19時30分。同展は2月10日まで。

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