スウェーデン出身アーティストが「架空会社」インスタレーション

TWS渋谷で始まるインスタレーション「Small Gallery Apartments」(写真=フライヤービジュアル)

TWS渋谷で始まるインスタレーション「Small Gallery Apartments」(写真=フライヤービジュアル)

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 渋谷・神南の複合アート施設「トーキョーワンダーサイト(TWS)渋谷」(渋谷区神南1、TEL 03-3463-0603)に併設するアートカフェ「kurage」(TEL 03-3463-3323)で12月11日~13日、スウェーデン出身のアーティスト、パトリック・ソダースタムさんによる「カフェと映像」を融合したインスタレーションが展開される。

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 インスタレーションは、TWS渋谷の開設と同時に同カフェ内に開設された若手作家によるアートマーケット「slowpink」のリニューアル記念企画。カフェエントランス付近のコーナーは、アーティストごとにブースを分け作品を拡充するなど規模を拡大する。

 同企画を仕掛けるのは、英ロンドンの名門セントマーチン中央大学でメンズファッションを学び学士と博士号を取得後、在学中から昨年までファッションプロデューサーとして活躍、その後はアーティストに転身したパトリック・ソダースタムさん。「ネオ・シュルレアリスム」と称される独自の表現で、今回は架空の会社「TUC」発起人に成りきり、カフェ空間を利用したパフォーマンスを披露する。

 期間中、「Small Gallery Apartments」と題し店内奥の一角に設ける専用空間には、ソダースタムさん自身が映る映像とともに、会社の「儀式」で使うオリジナルの服などを展示。同12日19時~21時には、実際に本人が登場し、客を勧誘するなどのパフォーマンスを披露する予定。各入場無料(別途カフェ料金)。

リニューアルするアートマーケットではインスタレーション終了後も、小さなギャラリーに見立てた空間でペインティングやTシャツ、ジュエリー、ランジェリーをはじめ、アートブックやCDなどのグッズを展示、販売する。

 営業時間は10時~23時。

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