円山町の名画座で「笑い」をテーマに邦画ポルノ特集

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円山町の名画座「シネマヴェーラ渋谷」(TEL 03-3461-7703)では5月13日より、「笑い」をテーマに邦画ポルノ作品を集めた特集上映「笑うポルノ・ヌケるコメディ」を行う。弁護士の内藤篤さんが館長を務め、これまで「北野武/ビートたけし レトロスペクティブ」「女優薬師丸ひろ子の軌跡」などの特集を組んできた同館のオープニング第6弾企画となるもので、「日活ロマンポルノ」「東映ピンクバイオレンス」シリーズなど、1970年代~1980年代にかけて発表された作品を中心に全17作品を上映する。主な上映作品は、1978年にデビューし、最新作「雪に願うこと」では東京国際映画祭で4冠を獲得した根岸吉太郎監督の、日活ロマンポルノ最後の作品となる「キャバレー日記」(1982年)をはじめ、柄本明さん、高田純次さん、ベンガルさんらが出演するコメディ作品「Mr.ジレンマン 色情狂い」(日活、1979年、小沼勝監督)、京都のストリップ劇場を舞台にした「喜劇 特出しヒモ天国」(東映、1975年、森崎東監督=写真)、東映の「大奥シリーズ」のひとつとして知られる「大奥浮世風呂」(1977年、関本郁夫監督)など。館長の内藤さんは今回の特集について、「日活の『乾いた笑い』と東映の「コテコテの笑い」の対立が裏テーマ」とコメントしている。上映は日替わり2本立て(入替え無し)で、料金は一般=1,400円、シニア・会員=1,000円ほか。6月2日まで。
シネマヴェーラ渋谷

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