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原宿に福井発アイウエア「FACTORY900」初直営店-フルラインアップ展開

店舗外観イメージ

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 原宿に2月14日、福井発アイウエアブランド「FACTORY900」の旗艦店「FACTORY900 TOKYO BASE」(渋谷区神宮前5)がオープンする。経営は老舗眼鏡メーカー青山眼鏡(福井県福井市)。

モノトーンを基調にする店内イメージ

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 鯖江で創業し78年続く同社。OEMを中心に手掛けていた中で、「自分たちの作りたい眼鏡を作ろう」という思いから2000年に立ち上げたのが「FACTORY900」。ブランド名の「900」は工場に割り当てられている番号から付けた。これまでは卸のみの展開で、現在国内70~80店舗の眼鏡のセレクトショップなどで取り扱いがあるが、かねて直営店の出店を考えていたという。

 原宿は「文化的なものを生み出している」エリアであることや、眼鏡のセレクトショップ「オプティシャン ロイド」(神宮前4)や 「ジュジュビー」(神宮前6)など、初期から同ブランドを扱っているショップがあることから「思い入れのある街」でもあることから、出店地に決めた。

 店舗プロデュースは、コワーキングスペース「co-ba」などを手掛けるツクルバ(渋谷3)。設計・監理は同社とパートナーシップを結んでいる日高海渡建築設計(中央区)が担当する。店舗面積は約42平方メートル。内装は商品を目立たせるため、モノトーンを基調にシンプルな空間に仕上げる。展開する3ブランドに合わせた棚板3種をオリジナルでデザインし、陳列の仕方などに合わせて動かせる什器を配置。店内奥にメンテナンスなどを行う作業場を併設し、来店客からも作業姿が見える構造となっている。

 同店では現在ある全80モデル(400バリエーション)をラインアップ。展開するブランドは、3次元デザインの「FACTORY900」や、同ブランドと対照的な商品を目指した薄くて軽い、ポップでカラフルな「factory900」、1950年~1960年代のデザインを意識した「RETRO FUTURE BY 900」の3ブランド。中心価格帯は3万円~4万円。国内の購買層は30~50代が中心で、8~9割が男性という。

 同社取締役で同ブランドデザイナーの青山嘉道さんは「これが新たなスタート。当ブランドの世界観を発信していく拠点になる」とし、「人の心を動かすことができる眼鏡を作りたいと思っている。全ラインアップがそろうのは当店のみなので、見て、触れて、着けてみてほしい」と話す。

 営業時間は12時~20時。水曜定休。

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