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渋谷・公園通りにハワイ発「コアパンケーキハウス」、国内1号店

木目を基調にオレンジ色を差し色で取り入れた

木目を基調にオレンジ色を差し色で取り入れた

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 渋谷・公園通りに7月6日、ハワイ発パンケーキショップ「KOA PANCAKE HOUSE(コアパンケーキハウス)」の国内1号店「KOA PANCAKE HOUSE渋谷店」(渋谷区神南1、TEL 03-6455-3678)がオープンする。経営は不動産ソリューションや飲食店経営などを手掛けるデイネット(横浜市中区)。

パンケーキやロコモコなどをラインアップする

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 「エッグスンシングス」の創業者ジェリー・フクナガさんがオープンした店がルーツで、1980年代半ばから現在の米JMC KOA社が手掛けるようになった同店。現在ハワイ・オアフ島に7店舗を展開し、地元紙ホノルル・アドバタイザーの「ベスト・パンケーキ賞」「ベスト・ブレックファスト賞」などを受賞している。

 「ハワイ好き」でもある武本興昌社長率いるデイネットは、昨年12月に独占地域多店舗事業契約を締結。日本1号店の出店地にはこだわり、「『大人の街』に変貌しつつあり、新たなビジネスチャンスが到来する」と見越したほか、海外で大規模展開しているパンケーキ店が出店していないことなどから渋谷に決めた。

 店舗面積は26.44坪。席数は42席。「ハワイにいるような店」を目指した店舗設計は西脇一郎デザイン事務所(目黒区)によるもの。木目を基調にオレンジ色を差し色に採用した。壁面にはハワイの古書にある絵画や、本国の店舗にも飾られているハワイの写真などをディスプレー。BGMには波の音とハワイアンミュージックを流す。店頭にはベンチなどを配置したフォトスポットも用意する。

 メニューの基本コンセプトは本国と同じだが、見た目などは日本人向けにアレンジ。スイーツ系パンケーキは、ホイップクリームとイチゴのコンポートをトッピングする「ストロベリーホイップクリム」(1,026円)や、チョコチップを練り込んだ生地にハワイ・ハアクア産マカダミアナッツをトッピングする「チョコレートマカダミア」(1,080円)などをラインアップ。

 日本オリジナルで季節などに合わせパンケーキも用意する。オープン時には、ココナツファインを入れて焼いた生地にココナツオイルをかけたアイスとパインのコンポートをトッピングする「ココナツパイン」(1,296円)を夏季限定で提供する。スイーツ系のパンケーキは、提供時に出されるメープルシロップとオレンジ風味のシロップを好みでかけて食べる。

 そのほか、ポルチュギーズソーセージや目玉焼きをそえる「ローカルモーニングプレート」(1,350円)、オランデーソースとバジルソースの2種のソースをかける「エッグベネディクト」、現地でも「人気」だという「フライドライスロコモコ」(以上1,242円)などの食事系、ハワイアンビール(756円~)などのアルコールに合わせた「ポップコーンシュリンプ」「ハワイアン枝豆」(以上540円)などのつまみ系もラインアップ。紙コップで提供するソフトドリンクの一部は本国と同じ1リットルのメガサイズもそろえる。客単価は1,500円ほどを見込む。

 スタッフはアロハシャツを着用し、「アロハ」「マハロ」などハワイ語も多用する同店。「当店でハワイを疑似体験して、リラックスして過ごしていただければ」と話すのは、ハワイに2年ほど住んでいた経験を持つディレクター水上文乃さん。「ロコたちに人気の店なので、当店も渋谷の方々に愛される店にしていきたい」と意欲を見せる。

 営業時間は10時~21時。同社は年内に2~3店舗の出店を視野に多店舗展開を計画。将来的にはフランチャイズ加盟店を全国で募集する予定。

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