SOMPOひまわり生命保険株式会社(代表取締役社長:久米 康樹、以下「当社」)は、2026年9月8日(火)、神戸市および全国健康保険協会兵庫支部(以下「協会けんぽ兵庫支部」)と連携し、地元企業を対象とした「健康経営・両立支援セミナー」を開催いたしました。
当日は、大腸がんの闘病を経てプロ野球の第一線へ復帰した元阪神タイガースの原口文仁氏をお招きし、「大腸がんという宿命を使命に変えて」と題した特別講演を実施しました。原口氏のがんサバイバーとしての実体験を通じ、参加した地元企業の経営者や労務管理者に向けて、職場における適切なサポートや治療と仕事の両立支援の重要性を啓発しました。

1.背景・目的
兵庫県における大腸がん検診受診率は43.2%(40〜69歳/過去1年間)と、国の目標値(60.0%)や全国平均(45.9%)を下回っており、早期発見・早期治療の啓発が喫緊の課題となっています(※1)。また、地域経済を支える企業現場では人手不足が深刻化する一方、治療と仕事の両立支援プランの策定率は5.3%にとどまり、従業員の疾病罹患に伴う離職が経営上のリスクとなっています。(※2)
こうした地域課題の解決に向け、当社は2025年4月に神戸市と締結した「神戸市がん検診受診促進協定」に基づく具体施策として本セミナーを企画しました。行政(神戸市によるがん早期発見・定期的な検診受診の啓発・広報)・保険者(協会けんぽによる加入事業所への健康経営の推進およびデータ活用)・民間(当社による健康経営・両立支援ノウハウの提供)の3者の強みを結集し、地元中小企業の離職防止と継続的な就労支援を強力に後押しすることを目的としています。
※1出典:国立がん研究センターがん情報サービス「がん登録・統計」
※2出典:独立行政法人労働政策研究・研修機構「治療と仕事の両立に関する実態調査(企業調査)」
内訳:策定している 5.3%、検討中 3.9%、策定していない 70.8%、機会がない18.4%、
無回答 1.6%
2. 内容
■開催概要

■プログラム内容
【第一部】連携団体による情報提供パート

【第二部】スペシャル講演


■アンケート結果
【アンケート回答数】
・35企業
・38名(経営者:7名、健康経営推進責任者(労務管理者)31名)
【参加者の声】
・原口さんの経験談を聞き、アスリートだから復帰出来たのではなく、使える制度、周りの人や
環境があってこそだという言葉がすごく心に響きました。当社にも胃がんから復帰してくれた
社員がいるので、更に本を読ませていただき、仕組みづくりにこれからも努力します。貴重な
お話ありがとうございました。
・原口さんの講演をきき、物理的なサポートがより重要であることを認識しました。

3.今後の展開
今後も当社は、神戸市や協会けんぽ兵庫支部をはじめとする地域社会と緊密に連携・協力しながら、がんに関する正しい知識の普及、がん検診受診の後押し、そして健康づくりや就労両立支援をサポートする活動を推進してまいります。
「ウェルビーイング応援企業」として、地域一体となった社会課題の解決を目指し、地元中小企業が深刻な人手不足の中でも従業員を大切にしながら持続的に成長できる環境づくりと、地域住民の皆さま一人ひとりが安心して笑顔で暮らせる社会の実現に貢献してまいります。
以上