渋谷のライブハウス「TSUTAYA O-EAST」（渋谷区道玄坂2）で1月21日、「PHOTOGRAPHERS SUMMIT（フォトグラファーズ・サミット）10」が開催される。

　写真家・山田敦士さんが企画・主催する同イベント。2008年4月に開催した「Photographers Meeting」が前身で、同年5月にアップリンク・ファクトリー（宇田川町）で初の「フォトグラファーズ・サミット」を開催。2009年には会場を六本木へ移したが、2010年1月の6回目から「TSUTAYA O-EAST」で開いている。今回は、2月に横浜で開催されるカメラと写真の総合展示会「CP＋」の公式連動企画として展開する。

　メーンコンテンツは、約300インチのスクリーンを使った個人作品のプレゼンテーション。ジャンルの異なる写真家が1人約5分の持ち時間で作品を発表する。参加するのは、女性のポートレートを中心に撮影しているインベカヲリ★さん、木村伊兵衛写真賞を受賞した経歴を持つ瀬戸正人さん、広告やファッション誌CDジャケットなどで活動する舞山秀一さん、荒木経惟さんに師事し男性を被写体にした写真を中心に撮影する野村佐紀子さんなど約10人。

　場内には、一般参加・持ち込み自由な「ポートフォリオコーナー」、フラッシュ「B1」を使ったデモシューティングコーナー、作家の写真集や山田さんが責任編集を務める写真雑誌「SHUTTER magazine」などを扱う販売コーナーもある。

　過去の来場者は30歳前後が中心で、男性の方が多めだという。写真家として活動している人や目指している人のほか、ヘアメーク、ライターなどの職業の人もいる。「スター（となる写真家）をつくっていきたい」という思いがあることから、「夢や目標がある人は積極的に参加してほしい」としながらも、「写真をライブで見ることができたり、お酒を飲めたりするイベントなので、肩肘張らずに気軽に来場いただければ」と呼び掛ける。

　開場18時、開演19時。入場料は、前売り＝2,000円、当日＝2,500円ほか（いずれも1ドリンク付き）。現在、ホームページで予約を受け付けている。