表参道に米「マイケル・コース」直営店-国内展開本格始動

ショーウインドーを大きく設けた「マイケル・コース表参道店」の外観

ショーウインドーを大きく設けた「マイケル・コース表参道店」の外観

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 表参道沿いに8月27日、NY発アパレルブランド「Michael Kors(マイケル・コース)」の国内初となるライフスタイル・ストア「マイケル・コース表参道店」(渋谷区神宮前4、TEL 03-5772-5325)がオープンした。経営はマイケル・コース ジャパン(神宮前1)。

白を基調にした店内にはアクセサリー類を中心にそろえる

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 「マイケル・コース」は1981年に当時19歳だった米マイケル・コースさんが立ち上げたブランド。コレクション・ライン「マイケル・コース」、セカンド・ライン「コース」、「コース」の後継ブランド「マイケル マイケル・コース」を展開している。2004年5月には、オンワード樫山(中央区)が「マイケル マイケル・コース」の日本におけるライセンス契約を締結した。今年年頭にはマイケル・コース インク100%出資の日本支社としてマイケル・コースジャパンを設立。表参道店を皮切りに、日本への本格的な進出を図る。

 マイケル・コース インクのジョン・アイドル社長は「日本支社の設立は世界進出における理論的なステップ。アメリカはもちろん、ヨーロッパや韓国へのさらなるビジネス拡大に期待している」とコメントする。

 出店先は、以前仏アパレルブランド「MORGAN表参道店」が出店していた場所。旗艦店となる同店の店舗面積は120平方メートル。表参道沿いのファサードには大きくショーウインドーを設けたほか、店内は白を基調に、シルバーやブラウンをアクセントに「シンプル・モダンでシック」な内装に仕上げた。

 オンワード樫山では、レディ・トゥ・ウエア(既製服、以下RTW)の扱いが中心だったが、同店をはじめ来春から展開するショップでは、セカンド・ライン「マイケル マイケル・コース」のバッグやシューズなどのレザーグッズを中心に、時計やサングラスなどのアクセサリー類を主力に展開し、RTWは一部の品ぞろえとなる。

 同店では、バッグ類(中心価格=5万円~7万円台)や財布やポーチなどの革小物(同=1万円~2万円台)、2万円台のパンプス、3万円~4万円台のブーツ、2万円~3万円台の時計などセ「マイケル マイケル・コース」のアクセサリー類が店内の約80%を占めるほか、同ラインのRTW、「マイケル・コース」のバッグ数型も扱う。

 マイケル・コース ジャパンの田代俊明社長は「マイケルと彼のチームが作り出す卓越したラグジュアリー・ブランドとしての商品に多大な期待と尊敬の念を持っている。当ブランドは日本の客層に間違いなくフィットするだけでなくアクセサリー類にビジネスをフォーカスしている点にも大きなビジネスの可能性を感じる」とコメント。「アメリカ、NYブランド、そして『マイケル・コース』の世界観を伝えるアンテナショップになれば」とも。

 ライフスタイル・ストアとは、「マイケル・コース」「コース」「マイケル マイケル・コース」のアクセサリー類を中心に扱い、「マイケル・コースの世界観、クリエーション、ライフスタイル」を表現した店を指す。日本ではまだ展開していないが、同ブランドはほかにもファーストラインのコレクションのみを扱う「コレクション・ブティック」も展開している。

 営業時間は11時~20時(日曜・祝日は19時まで)。

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