フィンランド新鋭写真家エア・バスコさんの日本初個展―恵比寿ナディッフ・アパートで

話題の北欧現代写真家エア・バスコさんが日本で初個展©Ea Vasko, Courtesy of Gallery TaiK

話題の北欧現代写真家エア・バスコさんが日本で初個展©Ea Vasko, Courtesy of Gallery TaiK

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 現代写真の新潮流として注目されるフィンランドの新鋭写真家エア・バスコさんの日本初個展「Ea Vasko : Defining Darkness ヘルシンキ・スクール自然とアブストラクトフォトの新潮流」が6月27日、複合アート施設「NADiff A/P/A/R/T(ナディッフ・アパート)」(渋谷区恵比寿1)2階のギャラリー「G/P GALLERY」(TEL 03-5422-9331)で始まる。

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 バスコさんは1980 年フィンランド生まれの若手写真家。武蔵野美術大学留学中に写した東京の夜景写真など、「光」をテーマにした抽象的写真表現が注目され、ヨーロッパを中心に国内外で個展やグループ展を開催している。

 同展は、同ギャラリーディレクターの編集者・後藤繁雄さんが同日から銀座・資生堂ギャラリーで開かれる大規模企画展「ヘルシンキ・スクール写真展-風景とその内側」に企画協力したことがきっかけで実現。両ギャラリーで紹介する「ヘルシンキ・スクール」は、バスコさんも卒業した「ヘルシンキ芸術デザイン大学」の「生徒の個性を尊重する」教育方針を継承するグループの総称で、教師、学生、卒業生らで組織。作風は「美しい自然の風景」「独特の光と色のとらえ方」「風景の物語性」が特徴。

 会場では夜景写真2点と、照明などを組み合わせた模型3点を展示。バスコさん独特の「光」の表現を個展として初めて紹介する。東京都写真美術館(恵比寿ガーデンプレイス内)1階のアトリエでは今月30日、バスコさんのほか、同スクールディレクターのティモシ・パーソンズさんらが出席し、同スクールやフィンランドの現代写真などについて語るトークイベントを開催する。19時~(要予約、受け付けはG/P GALLERY)。

 開催時間は12時~20時。月曜定休。入場無料。8月9日まで。

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