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フォトコピュー、渋谷で2024年秋冬インスタレーション 東コレ初参加

「PHOTOCOPIEU」2024年秋冬インスタレーション(会場の様子)

「PHOTOCOPIEU」2024年秋冬インスタレーション(会場の様子)

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 デザイナー竹内美彩さんが手がけるファッションブランド「PHOTOCOPIEU(フォトコピュー)」が3月14日、渋谷ヒカリエ(渋谷区渋谷2)9階ホールAで2024年秋冬の新作を発表した。今月11日に開幕したファッションイベント「Rakuten Fashion Week TOKYO(楽天ファッション・ウィーク東京)2024A/W(東京コレクション)」の公式スケジュール。

会場には全28体のトルソーが並んだ

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 竹内さんは、都内で4年間企業デザイナーを務めた後、2013(平成25)年に渡仏。パリのファッションスクールを卒業し、「ISABEL MARANT(イザベル・マラン)」などのブランドで働き、2018(平成30)年に帰国して自身のブランドを立ち上げ、2019年秋冬シーズンにファーストコレクションを発表した。

 ブランド始動から11シーズン目を迎え、東京コレクション初参加となる今回、インスタレーション形式で新作を披露した。会場となった同ホールではランウェイショーを開くブランドも多い中、「ショーでの一瞬の表出よりも、着用者の内面に関して思いにふける時間を取る」との考えから、「奥行きのある服のストーリーを伝えていく術」として展示形式での発表を選んだという。

 コレクションのテーマは「見過ごされがちなものへの愛」。近代建築の巨匠とも言われるフィンランドの建築家アルヴァ・アアルトと、アアルトの妻に心を動かされ、ワークウエアなど大衆的な服から受けたインスピレーションを、ハイエンドな生地や手法で表現するなど、「見たことのないバランス」で表現した。

 照明を落としたホールには全28体のトルソーが流線形に並び、それぞれにスポットライトが当てられた。一体一体が架空の名前や職業を持ち、作業着風の黒いジャケットに同系色のTシャツ、ロングスカートを合わせ、脇にバッグを抱える「レコードショップのオーナー」(ジョイ)や、「画家だが普段はUber Eatsを運んでいる」という、ギャザーやカットが特徴的な真っ赤なドレスを着た女性(ティルダ)などのトルソーが並んだ。ジョイは「物理的なものしか信用しない」、ティルダは「体内記憶を覚えている」などの設定も、各ルックにストーリーを持たせた。

 繊細な編み地のニットや大胆なプリントを施したロングジレ、ジップを斜めにあしらったロングスカートなど、ディテールにもこだわり、来場者たちもトルソーの後ろ側などに回るなどして作品に見入る姿が見られた。

 楽天ファッション・ウィーク東京は今月16日に閉幕する。

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