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渋谷駅乗り入れる鉄道4社、ダイヤ改正へ

4社が乗り入れる渋谷駅

4社が乗り入れる渋谷駅

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 渋谷駅に乗り入れる鉄道4社は3月13日にダイヤ改正を行う。

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 各社共に終電時刻の繰り上げを行い保守作業時間の拡大を図る。JR東日本の渋谷駅発終電発車時刻は以下の通り。山手線(平日)は、外回りは24時3分池袋駅行きから変更は無いが、内回りは24時39分品川駅行きが24時48分大崎駅行きに変更。埼京線(平日)は、北行き=23時41分川越駅行き、南行き=23時36分大崎駅行き共に変更無し。湘南新宿ライン(平日)は、北行き=23時27分快速高崎駅行きから籠原駅行きに行先きを変更、南行き=23時3分発快速国府津駅行きから変更なし。相鉄線直通(平日)は23時19分から23時20分と繰り下げる。

 東急電鉄はこどもの国線を除く全線で15~30分程度の終電時刻の繰り上げを行う。渋谷駅発最終列車(平日)は、東横線=24時31分各停武蔵小杉駅行きから24時21分各停元住吉駅行きに変更。田園都市線=24時32分各停鷺沼駅行きが、24時25分に繰り上がる。

 加えて、東横線・田園都市線は朝間・深夜時間帯の一部区間、一部列車で運行ダイヤの適正化を行い、田園都市線などは日中時間帯も利用客の動向の変化に応じた運行ダイヤの適正化を行う。東横線は平日6時台に運行している横浜駅発渋谷駅着の特急の所要時間を26分から25分に短縮し運転。田園都市線は、6時台の準急1本を急行に変更、7時台の準急を2本から5本に拡大と、平日朝間における中央林間始発の急行・準急を拡充することで利便性と速達性向上を図る。10時台~16時台で1時間の急行・準急・各停の運転本数を見直し、渋谷駅発下り列車を急行3本、準急3本、各停6本に変更。平日17時台は混雑緩和のため、渋谷駅発下り列車を急行5本、各停12本に変更する。

 東京メトロでは終電時刻の繰り上げに加え、一部路線では時間帯によって利用状況に合わせた混雑の平準化を目的に運転本数のシフトや増発する。銀座線は、渋谷駅発最終列車の出発時刻を浅草駅行きで平日、土曜、日曜・祝日共に5~6分、上野駅行きは平日9~10分、土曜、日曜・祝日5~5分をそれぞれ繰り上げる。平日は朝・夕のラッシュ時間帯(7時台、17時前後)に浅草駅~渋谷駅間各1往復にシフト。半蔵門線渋谷駅発最終列車の出発時刻は、平日の押上駅行き、土曜、日曜・祝日の北越谷駅行きの変更は無いが、清澄白河駅行きは平日で2~3分繰り上げとなる。平日の15~16時台は渋谷駅~押上駅間で2往復シフトとなる。

 副都心線の最終列車は、渋谷駅発和光市駅行き=平日、土曜、日曜・祝日それぞれ10~11分、渋谷駅発池袋駅行き=同12~13分繰り上げる。

 京王電鉄は、終電時刻の見直しを中心とした変更を行う。井の頭線渋谷駅発最終列車となる富士見ヶ丘駅行き(平日)は、24時33分から3分早まり24分30発となる。

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