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渋谷区立千駄谷小学校に東京オリ・パラに向けたデザインフェンス完成

千駄谷小に完成した出残フェンス

千駄谷小に完成した出残フェンス

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 東京オリンピック・パラリンピック(オリ・パラ)に向けたデザインフェンスが8月31日、渋谷区立千駄谷小学校(渋谷区千駄ヶ谷2)に完成した。

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 国立競技場に近い場所に位置する小学校として、オリ・パラ教育にも力を入れている同校。フェンスは来街者への「歓迎ムード醸成」や地域を彩るレガシーとして製作。千駄谷小学校交差点に面した場所に掲出した。

 デザインは、児童が冬休みの自由課題で描いたキャラクターを元に、東京デザイン専門学校(千駄ヶ谷3)の学生たちが背景などを描き仕上げた。作品は、着物を着た人や富士山、すしなど「日本の物」を描き「いらっしゃいませと頑張れの気持ち」を込めたというデザインをはじめ、「学校に関係のあるキャラクターを描こう」と考え校舎を擬人化し「オリ・パラを応援して走っている」姿を描いたものや、スケートボード、バスケットボール、水泳などの競技をイメージしたデザインなど21枚。

 デザインが選ばれた児童たちは「うれしい」と喜び、「みんなに親しまれるように描いた」「東京オリ・パラに出場する選手や観戦をする人たちに見てもらいたい」「東京オリ・パラは1年延期となったが、他の場所から来て下さる方へのおもてなしの大事さを改めて学んだ」などと話した。

 オンラインで完成記念式典に参加した長谷部健渋谷区長は「本当ならオリンピック・パラリンピックはもう終わってるところだが、コロナでいろいろな行事やイベントが中止となっている。めげずに前に進んでいくことが大事だし、そういう皆さんの背中を押していきたい。フェンスにすてきな絵が飾られて皆の力を僕も感じるので、一緒になってコロナを乗り越えて頑張っていきたい。そういった意味ですてきな2020年にしましょう」と呼び掛けた。

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