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渋谷で「アム活」ピークに 安室さん引退へカウントダウン、ファン訪れる聖地にも

屋外広告などで安室さん一色となっている渋谷エリア。ファンらが「アム活」に訪れている

屋外広告などで安室さん一色となっている渋谷エリア。ファンらが「アム活」に訪れている

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 歌手・安室奈美恵さんが引退する9月16日まで残り1週間を切り、街なかに安室さんの広告があふれ、SHIBUYA109(渋谷区道玄坂2)に手形モニュメントが出現するなど「安室さん一色」となっている渋谷エリアには連日ファンが押し寄せ、安室さんを応援する活動「アム活」で各所を巡っている。

安室さんの手形モニュメントなど

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 7月から渋谷ヒカリエ(渋谷2)で開かれている企画展「namie amuro Final Space」は、残りの全日程分のチケットがすでに完売。会場周辺ではファンが「チケットを譲ってください」などのメッセージを掲げて立つ姿も見られ、ネット上でも「どうしても行きたい」と、「プレミアチケット」を求めるファンの間で悲鳴が上がっている。

 安室さんが引退日前日となる同15日の「ラストライブ」の地に選んだのは故郷・沖縄。沖縄で「最後」の週末を迎えるファンもいる一方、ごく限られた枠と日程から沖縄には行けず、安室さん関連の展示や広告などが街ぐるみで展開されている天神や渋谷などの都市部を訪れるファンも多い。

 ファンはこれまでも、安室さんのビジュアルが掲出される場所や楽曲のMV撮影地などを訪れるファン活動を「アム活」と呼び、安室さんを応援。引退日が間近に迫る中、「今日は渋谷でアム活」などとSNSで活動の様子をアップする人が後を絶たず、インスタグラムでも「#アム活」のハッシュタグが現在1万1300件を超えている。

 安室さんの全館キャンペーン「SHIBUYA109 Loves namie amuro」を展開するSHIBUYA109でも、入場規制のあるポップアップスペースを訪れようと、朝から連日行列ができている。90年代に安室さんのファッションをまねた「アムラー」ブームが起きた「ゆかりの地」でもある同館のために制作された安室さんの手形モニュメントも1階エントランス付近に設置され、「アム活」に欠かせないスポットになっている。

 一部ファンの間では、安室さんファンが集まり食事会などを開く「アム会」を引退日当日に渋谷で開く動きも見られ、「次に進む通過点」として笑顔で引退イヤーを駆け抜けてきた安室さん同様、最後まで明るく安室さんを応援しようと、ファンも前を向く。

 渋谷エリアでは、引退日まで東急東横線・渋谷駅下り線ホームで楽曲「Hero」が発車メロディーとして流れているほか、安室さんとのコラボ商品を展開している「H&M渋谷店」(宇田川町)の屋外広告ではモードなスタイルで決めた巨大な安室さんがほほ笑む。SHIBUYA TSUTAYA(同)、タワーレコード渋谷店(神南1)などのレコード店でもキャンペーンを展開。ハチ公前広場の屋外広告や、センター街などの道に沿って並ぶのぼり旗にも安室さんの笑顔があふれている。

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