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りゅうちぇるさん、「渋谷ダイバーシティエバンジェリスト」就任

(写真左から)長谷部健渋谷区長と「渋谷ダイバーシティエバンジェリスト」に就任したりゅうちぇるさん

(写真左から)長谷部健渋谷区長と「渋谷ダイバーシティエバンジェリスト」に就任したりゅうちぇるさん

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 タレント・りゅうちぇるさんが9月8日、「渋谷ダイバーシティエバンジェリスト(多様性伝道師)」に就任した。

 今月7日から始まった多様な未来を考えるイベント「SOCIALINNOVATION WEEK SHIBUYA 2018」の一環。渋谷区は20年後の未来を見据えて策定している基本構想の総合テーマとして「ちがいを ちからに 変える街」を掲げ、「ダイバーシティー(多様性)&インクルージョン(受容)」という考え方を街づくりの軸に据えている。

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 中性的なルックスやキャラクター、ポップなファッションなど「自分を信じ、常に前向きに取り組む」りゅうちぇるさんの姿勢が区の将来像と合致すると、「渋谷ダイバーシティエバンジェリスト」に任命した。

 「小さいころから好きなものが他の男の子と違うこともあり、親にさえ自分の個性を許してもらえないんだと思う時期があった」というりゅうちぇるさん。沖縄から原宿に上京し、「個性的な人がいても、その個性が許される街が日本にあると感動した」と振り返る。「原宿だからOKではなく、ほかの街にも伝染して、いろいろなところでも許されるようになれば、僕たちの子ども(世代も)自分らしくのびのびと生きて行けるのでは」と期待を込める。

 「人にいろいろと言われることもあるが、自分らしくい続けることを大切にしている」というりゅうちぇるさん。「自分らしくい続けて、自分らしさをもっと表現できる原宿に移動して、運命の人ぺこりん(妻オクヒラテツコさん)にも出会えて、自分を生かせる仕事にも出合えて本当に幸せな毎日を送れている」と笑顔を見せ、「だからこそ自分らしく生きることの大切さを伝えていきたかった」と就任を喜んだ。「自分らしく生き続けることはつらいこともあるが幸せなことの方が多い。そこを(長男)リンクにも伝えていきたい」とも。

 当日行われた就任式には、主催者を代表して長谷部健渋谷区長が出席。「(街づくりを進めるには)共感したり同じような目線で考えたりしてもらうことが大事。りゅうちぇるさんは、ファッション含めまさに自分のありようを、信念を持っている姿が若者をはじめ多くの方が共感していると私自身も強く感じている。渋谷区で多様性を多分に進めていく大きな原動力として活躍いただけることをありがたく心強く感じている。一緒になって空気をつくってていきたい」と期待を込めた。

 りゅうちぇるさんはこの日、「『性別』ってなんですか?」と題したフォーラムに参加。今後の活動はこれから検討していく。