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遺伝子組み換え食品を追った実録映画「世界が食べられなくなる日」、渋谷で公開へ

遺伝子組み換え食品の研究を追ったドキュメンタリー「世界が食べられなくなる日」より

遺伝子組み換え食品の研究を追ったドキュメンタリー「世界が食べられなくなる日」より

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 渋谷・宇田川町のシアター「アップリンク」(渋谷区宇田川町、TEL 03-6825-5502)で6月8日、遺伝子組み換え食品の研究を追ったドキュメンタリー「世界が食べられなくなる日」が公開される。

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 フランスで行われた、ラットの一生に相当する2年間、遺伝子組み換えトウモロコシや農薬(ラウンドアップ)をいくつかの組み合わせで混ぜ合わせ与え続けるとどのような影響が出るのかという実験を追った同作。併せて、世界第2位の原発保有数(58基)のフランスと、福島第一原発事故以降の日本で、その地に住む農家がどのような影響を受けたのか。「原発がある風景」を捉えた。

 メガホンを取ったのはフランスのジャン=ポール・ジョー監督。国立ルイ・リュミエール大学卒業後、1979年より監督としてテレビ番組の制作を手掛け、1992年に独立。2004年に自身が結腸ガンを患ったことを機に、「食」という生きるための必須行為を取り巻く事象を振り返り、「未来の食卓」(2009年)、環境運動家などで活動するセヴァン・カリス=スズキさんを追った「セヴァンの地球のなおし方」(2011年)と、食に関する作品を手掛けてきた。

 期間中、来場者には「遺伝子組み換えでない」オーガニックのポテトチップ(8日)や野菜果汁ジュース「キャロっとさん」(9日)、オーガニックコットンのガーゼタオル(10日)を進呈する。

 鑑賞料は、一般=1,500円、学生=1,300円、シニア=1,000円ほか。

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