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渋谷で漫画「呪術廻戦」大型博覧会 作者の解説交え下描きなど公開

「領域之弐:デジタル作画メソッド」エリアのイメージ©芥見下々/集英社

「領域之弐:デジタル作画メソッド」エリアのイメージ©芥見下々/集英社

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 漫画「呪術廻戦」の大型博覧会「芥見下々『呪術廻戦』展」が今夏、渋谷ヒカリエ(渋谷区渋谷2)の9階ホールで開催される。

展覧会のキービジュアル

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 漫画家の芥見下々(あくたみげげ)さんが雑誌「週刊少年ジャンプ」で2018(平成30)年から連載している同作は、主人公の「虎杖(いたどり)悠仁」が、呪いが宿った「特級呪物」の封印が解かれたことをきっかけに、呪いをめぐる戦いの世界に足を踏み入れるダークファンタジー。シリーズ累計発行部数はデジタル版含めて9000万部を超え、テレビアニメや劇場版も放映・公開されている。渋谷は、「渋谷事変」として街が舞台となったシリーズも展開されている「作中の重要な舞台」でもある。

 同展は週刊少年ジャンプで連載中の最新話までの内容に準拠し、完成原稿になる前のコマ割りやセリフ、キャラクターの配置などを大まかに描く「ネーム」や下描きなど、デジタルで行われている創作工程を、芥見さんの解説を交えながら紹介する。

 「領域之壱:プロトタイプ&ネーム」では、同作の前日譚となる「東京都立呪術高等専門学校」のネームも一部展示。「領域之弐:デジタル作画メソッド」では、構想~作画、アシスタント陣との作業連携などの創作工程を紹介・解説。「領域之参:連載原稿総力解説」ではキャラクター、設定、ストーリー、ネーム、下描き、背景画などを交えて創作の「最深部」を開設するという。アシスタント陣が描く背景画のフォトスポットも用意する。「領域之肆:カラーイラスト」は、展覧会のキービジュアルや「週刊少年ジャンプ」の表紙用のイラストなどを展示し制作過程を紹介する。

 場内にはショップを併設し、ランダム販売のチャーム「ゆらっとフィギュアこれくしょん」(1,650円)や七海建人・五条悟・禪院(ぜんいん)真希それぞれがかけている眼鏡・サングラスの柄などが入った眼鏡クロス(各770円)、Tシャツ(4,950円)、キャラクターのイラスト柄のアートコースター(ランダム5種入り、1セット660円)、「渋谷事変」の中に登場する、戦闘を前にした伏黒恵の「時間はかけらんねぇぞ」と虎杖の「かかんねぇだろ」というかけ合いシーンのアートボード(3,080円)など、展覧会オリジナルグッズを販売する(商品により個数制限有り)。

 芥見さんは「目標は来てくれた人に『マンガって私にも描けそ~!!』と思ってもらうことです。お楽しみにー!!」(原文ママ)とコメントを寄せている。

 開催期間は7月6日~8月27日。開催時間は10時~20時。日時指定制の入場料は、一般=2,000円、中学・高校生=1,500円、4歳~小学生=1,000円、グッズ付き=一律4,200円。前期(7月の平日)のチケットは5月18日(10時~)一般発売。

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