食べる 買う

原宿のイベントスペース「VACANT」、ショップ・カフェをリニューアル

DAIKEI MILLSがプロデュースした店内。ハンドメードの什器などを配置した

DAIKEI MILLSがプロデュースした店内。ハンドメードの什器などを配置した

  • 0

  •  

 原宿のイベントスペース「VACANT(バカント)」(渋谷区神宮前3、TEL 03-6459-2962)1階のショップ、カフェ「Vacanteen(バカンティーン)」が1月13日、リニューアルオープンした。

3メートルの長テーブルを配するカフェスペース

[広告]

 2009年、10年以上前にできた3階建てのプレハブ建築にオープンしたバカント。「空っぽ」を意味する名称を付け、自ら企画したイベントや展示で「色づけ」してきた。3年目を迎え、「自分たちがやりたいことをできる」スペースとして、カフェ・ショップのコンセプト・メニューを刷新し、位置付けを明確にした。新たにファッションブランド「niuhans」による制服も作った。

 1階の面積は約140平方メートル。内装プロデュースは、同所を運営するNO IDEAの内装プロジェクトDAIKEI MILLSが担当。パンチングボードだった壁面は白の壁に変更し、可動式の什器などを置いていた店内には、新たに手作りした「重厚感のある」什器も導入。カフェスペースの机は、隣の席同士の人などが交流できるよう、3メートルの長テーブル3卓を配置。席は異なる椅子を使い24席ほど用意する。奥の壁面は鉄の板を張り、書き込みや展示などができるようにした。

 ショップでは「自分たちが本当に欲しいもの」をセレクトしたアイテムも新たに販売。真ちゅうの生活用品ブランド「FUTAGAMI」の真ちゅうの雑貨、デザイン雑貨「syuro」(台東区)の箒(ほうき)やパンチ(洗濯バサミ)、波佐見焼の陶磁器ブランド「HASAMI」のハニカム型の陶磁器など。同店では毎月テーマを変え、展示・販売を行う。

 今月は「植物」をテーマに、ファッションブランド「THEATRE PRODUCTS(シアタープロダクツ)」が展開する「DILIGENCE PARLOUR(ディリジェンスパーラー)」とコラボレーション。什器の上にじかに植物などを置き、用意したスコップなどで来店客が好きな植物を掘り、購入(ワンカップ800円)するスタイルで販売する。

 これまで1プレートのみを提供していたカフェ「Vacanteen」はメニューを刷新。ベーグル・イングリッシュマフィンを手作りする「TRE FLIP BAGEL&BREADS by Mariko Unakami」のイングリッシュマフィン(プレーン)、プレーンベーグル(各180円)、「抹茶とホワイトチョコレート」(280円)などを置くほか、フードユニットとコラボして日替わりでデリを提供。火曜・水曜=「ギャラリーはちどり by Yoshimi Yatori」が作る世界の調味料やスパイスを使った料理、木曜・金曜=「orquidea by Yukiko Goto」が作る「四季を感じる」ご飯、土曜・日曜=「VEGEしょくどう by yoyo」のビーガン料理。メニューはデリ単品(300円)のほか、日替わりデリ1品、玄米飯かTRE FLIPのベーグル、有機リーフサラダ、ドリンクのセット「VACANTEEN DELI PLATE」(850円、デリ追加は1品+200円)など。

 「基本的にはこれまでと変わらないが、当店で生まれたものを2階のイベントなどにも反映していけたら」と広報担当の佐々木奈美さん。

 営業時間は12時~19時。月曜定休。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース