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原宿でイラストレーター五月女ケイ子さん個展-「開運」テーマに

五月女ケイ子さん3年10カ月ぶりの個展では「開運」をテーマにした新作などを展示する

五月女ケイ子さん3年10カ月ぶりの個展では「開運」をテーマにした新作などを展示する

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 原宿のアートスペース「ラップネットシップ」(渋谷区神宮前1、TEL 03-5411-3330)で現在、イラストレーターや女優などで活動する五月女(そおとめ)ケイ子さんの個展「開運展」が開催されている。

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 2002年、ベストセラーにもなった著書「新しい単位」(扶桑社)リシーズのイラストで注目された五月女さんは、古事記をギャグ漫画化した「レッツ!古事記」(講談社)などの書籍を発表しているほか、テレビ番組へのイラスト提供、テレビ番組への出演など幅広く活動。昨年春に長女「はる」ちゃんを出産した。

 3年10カ月ぶりの個展となる同展。今年の初めごろから決めていたという「開運展」というタイトルは、「出産→開運」という自身の連鎖から付け、同展の「イメージを膨らませていた」間に発生した東日本大震災を受け、自身の活動が「少しでも『人々の幸せ』につながれば」という思いも込めた。

 今回、「開運マトリョーシカ」7点、「開運脱力だるま」30点、赤富士の絵、「脱力絵画」15点など「開運」をテーマにした新作絵画を展示。2003年、書籍のカバー用に描いた作品「世界のしくみ」(3万5,000円)、2005年にラフォーレ原宿で開催されたコントユニット「男子はだまってなさいよ!」の「バカワールドカップ」のビジュアル作品(1万5,000円)など、過去の作品の複製絵画も販売する。

 「上等お守り」(800円)や子ども用の玩具を手作りした「開運ガラガラ」(3,000円~)、一点一点手でペイントしたマトリョーシカ(3万円~)、東西南北のラッキーカラーやアイテムをデザインした「風水ポストカード」(150円)などの開運グッズもそろえるほか、長女に着せるために作った一着がツイッターで話題を呼び、今回限定で制作したチャリティーTシャツ「I■NIPPON」(3,500円」も販売し、Tシャツの収益の一部は被災地に寄付する予定。

 期間中、「はる一日こども店長の日」(10月30日)や「店じまいイベント」(11月3日)といったイベントを行うほか、週末などには五月女さんも来場を予定する。開催時間は12時~20時(最終日のみ18時まで)。入場無料。11月3日まで。(■はハートマーク)

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