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広域渋谷圏の企業も義援金・支援物資提供-飲料、アパレルなど

合計24万本の飲料を提供するカルピス(写真=本社ビル)

合計24万本の飲料を提供するカルピス(写真=本社ビル)

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 3月11日に発生した東日本大震災を受け、各地で義援金の募集活動などが起こる中、広域渋谷圏の各企業も被災地への義援金や支援物資の提供を発表している。

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 飲料企業では、日本コカ・コーラ(渋谷区渋谷4)をはじめとする全12ボトリング会社を擁する日本のコカ・コーラシステムは、米ザ コカ・コーラ カンパニー、コカ・コーラ協会(港区)からの義援金や飲料水「い・ろ・は・す」(555ミリリットル、15万ケース)、スポーツドリンク「アクエリアス」(2リットル、3万ケース)など500ミリリットル換算で720万本に相当する飲料30万ケースを合わせ6億円相当の義援金と飲料を提供。

 カルピス(恵比寿南2)は乳清飲料「カルピスウォーター」(500ミリリットル、19万2,000本)、スポーツドリンク「アミノバイタル ボディリフレッシュ」(同、4万8,000本)を、サッポロホールディングス(恵比寿4)は5,000万円の義援金を、養命酒(南平台町)は飲料水の支援と1,000万円の義援金を、それぞれ提供する。

 食品関連企業では、明治食品(千駄ヶ谷3)が1回目の救援物資として、「明星 チャルメラカップ」を7,000ケース(8万4,000食)、各種「明星 一平ちゃん」を3,000ケース(3万6,000食)の計1万ケース(12万食)を提供するほか、キユーピー(渋谷1)がおかゆやベビーフードなどの提供に向けて準備を進めている。

 アパレル大手のワールド(東京オフィス=南青山2)は、保温性機能下着5万枚を青森や宮城、茨城など5県の対策本部等と連携し、現地の受け入れ態勢が整い次第発送するほか、社内でも募金活動を行っている。スポーツ・アウトドアブランドを展開するゴールドウイン(松濤2)は、レインウエアや防寒ウエア、下着などを提供予定。

 ほかにも、医療用・一般用薬品などを扱うグラクソ・スミスクライン(千駄ヶ谷4)が2億円の義援金のほか8,000万円分の風邪薬や歯ブラシなどを、ジェーシービー(南青山5)は3,000万円の義援金を寄付するほか、クレジットカード決済による義援金(500円~1万円)もホームページで受け付けている。5月10日まで。

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