食べる

渋谷に創作ユズ料理店「ゆずの小町」-大阪の外食企業、東京進出

全メニューにユズを使用する「ゆずの小町」。エントランス上部にはユズの木をイメージしたオブジェを掲出した

全メニューにユズを使用する「ゆずの小町」。エントランス上部にはユズの木をイメージしたオブジェを掲出した

  • 0

  •  

 渋谷・宇田川町に10月5日、創作ユズ料理店「ゆずの小町」(TEL 03-6427-8297)がオープンした。経営は大阪を中心に居酒屋やイタリアン、創作料理店などの飲食店を展開するコズミックダイナー(大阪府大阪市)。

[広告]

 同社は2004年に創業し、これまでに大阪、兵庫、京都の関西地区に23店を展開。創業当初から東京進出を視野に、自社が展開する業態の中でも「東京にないもの、何かの食材にスポットを当てた専門居酒屋を」(坪倉毅店長)と考え、今年8月大阪・難波に1号店を出店した「ゆずの小町」業態で東京進出を果たした。

 店舗面積は56坪。全席個室で、20室計100席を用意し、「合コンや宴会」などの需要を狙い、間仕切りは可動式にした。ユズをテーマに、「和モダンな雰囲気」に仕上げたという店内は、障子を採用し、あんどんも置く。

 ユズは全メニューに使用。「ゆず皮と大根のサラダ」(578円)や「カンパチの柚子なめろう」(714円)、「ホタテの柚子胡椒焼き」(683円)、「柚子バター醤油焼きうどん」(714円)などのフードに加え、「ゆず蜜とバニラのクレープ包み」(609円)などのスイーツ、「ゆずビアー」(504円)、「柚子酒」(452円~)などのアルコール類も用意する。客単価は3,500円。

 オープン後は30歳代前後のサラリーマンやOLの来店が中心で、男女比は3対7程度。坪倉店長は「普段『脇役』のユズはどんな食材にも合う万能食材。日本人になじみの食材なので皆さまに喜んでいただけるのでは」と話す。「(渋谷は)当店の内容とニーズにマッチした街。ツイッターやブログなど情報をリアルタイムに伝える世代が多いので、口コミなどでの集客も見込めるのでは」と期待を寄せる。

 営業時間は17時~24時。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース