「モノコムサ」MD刷新、渋谷・公園通りに「モノ」-生活雑貨強化

新生「モノコムサ」のオンリーショップ「MONO渋谷店」がオープン。写真=「シンク」を置いた2階キッチン用品コーナー

新生「モノコムサ」のオンリーショップ「MONO渋谷店」がオープン。写真=「シンク」を置いた2階キッチン用品コーナー

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 アパレル大手ファイブフォックス(渋谷区千駄ヶ谷3)は3月20日、雑貨ブランド「MONO COMME CA(モノコムサ)」の品ぞろえを拡充し、渋谷・公園通りにオンリーショップとして「MONO(モノ)渋谷店」(渋谷区宇田川町、TEL 03-5459-1851)をオープンした。

「MONO」と書いた看板を掲出するファサード

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 モノコムサは1999年に誕生した雑貨ブランド。当所は「ファッション雑貨」「生活雑貨」ともに扱っていたが、バッグなど「女性向けのファッション雑貨」の需要が高くなるなどマーケットの変遷に合わせ「ファッション雑貨」の扱いが増えていった。

 今回、ファッション雑貨のバリエーションの拡充を図るとともに、キッチンやダイニング、ガーデニングなど「生活シーンに広がる」マーチャンダイジングとアイテムを追加。オンリーショップの屋号を「モノ」に変え、「エンターテインメント・ライフスタイル・グッズショップ」をコンセプトに「生活全般を網羅した雑貨ブランドに生まれ変わった」という。

 同社広報部の黒木環さんは「当ブランドもスタートから11年。今一度、生活雑貨を含めた商品展開でお客さまに小さな幸せを提案していきたいと思った」とし、「当店はフルアイテムをラインアップするアンテナショップなので、渋谷をはじめ銀座や新宿など情報発信基地となる街で出店先を探していた」と話す。

 同社が展開する「スリーミニッツハピネス」が出店していた同所。店舗面積は、1階=122坪・2階=127坪の計249坪。ファサード上部には黒字に白い文字で「MONO」と書いた看板を掲出。1階は白と黒のモノトーンを基調にしたほか、2階はファッション雑貨を集積したコーナーに「クロゼット」、キッチン用品を集積したコーナーには「シンク」を置くなど、「商品のシーンに合わせた」内装に仕上げた。

 取扱商品は、ファッション雑貨やコスメグッズ、キャラクターグッズ、バッグ&トラベルなどこれまでも扱っていたファッション雑貨に加え、ウエアやキッチン用品、インテリアデコールなどの「生活を切り口とした新展開の雑貨」をそろえる。商品例は、3種カトラリー付きの2段ランチボックス(1,800円)や上段におにぎり・下段にはおかずが入るケース「おにぎりケース」(1,000円)、スープカップ (1,600円)、キャリーバッグ(1,800円~)ほか。

 黒木さんは「街の特性がその店の客層になる。当店は若い方からご年配の方まで幅広い方に来店いただく」とし、「新モノコムサのスタートとなる店。ディスプレーを2週間に1度変えるなど、いつ来ていただいても新しい、楽しい演出を、スピード感を持って提供していきたい」と話す。

 「モノコムサ」は現在、オンリーショップ6店舗を出店しているほか、「コムサイズム」全店で一部商品を展開。同社は今春、同店を皮切りに「モノ」6店(渋谷店含む)のオープンを予定する。

 営業時間は11時~21時。

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