渋谷に自然派レストラン「グリーングリル」-モスグループ新業態店

モスグループの新業態店としてオープンした「GREEN GRILL」の店内

モスグループの新業態店としてオープンした「GREEN GRILL」の店内

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 渋谷・宮下公園前の商業施設「ココチ」(渋谷区渋谷1)3階に4月9日、自然派レストラン「GREEN GRILL(グリーングリル)」(TEL 03-3486-7280)がオープンする。経営はモスダイニング(品川区)。

ココット鍋使用して作る「ココット料理」

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 同社は「モスバーガー」を展開するモスフードサービス(同)の100%出資の子会社で、野菜がテーマのレストラン「シェフズブイ」を展開するシェフズブイ(同)の商号を変更したもの。4月からは四季彩(同)が手がけていたビュッフェレストラン「アエン」の運営もモスダイニングが行っている。「グリーングリル」はレストラン事業の再編後初となる新業態店で、「野菜の力と大地の恵み」をコンセプトに、「野菜だけでなく肉やチーズなどの素材、調理方法にもこだわった料理」を提供する。

 同社友成勇樹会長は「2つに分かれていた当社のレストラン事業を再編し、1つにした方がメリットが生まれると考えた。全国2,900軒以上の協力農家をもつ当グループは、安心・安全で評価をいただいていたので、それを生かす店舗開発を行った」と話す。

 「シェフズブイ渋谷店」が出店していた同所。店舗面積は98坪で、席数は110席を用意。店内は、天井からシーリングファンをつるすほか、「野菜をモチーフにした」グラフィックの掲出、木のテーブルやいすを使うなどしたが、シェフズブイの要素を「できる限り」残して出店。「野菜だけでなく肉もある」という意味をこめ「農場」をコンセプトに仕上げたという。

 メニューは、「3種のきのこと豚トロのマリネ」「2種のキャベツとレンコンのコールスロー」「3種のきのこと豚トロのマリネ」「とり~りアボカドフリット カレー風味」(以上各450円)など冷菜・温菜ともに常時10種ほどを用意するデリのほか、「ポットベラ 南仏風ガーリックバターソース」「じゃがいも アンチョビガーリック」などのココット料理(600円~)、「自家製ハム2種」(1,200円)、「彩り鮮やか ビタミンカラーサラダ」(1,000円)など。自然派ワイン(グラス=600円~、ボトル=2,990円~4,900円)や果汁100%のジュースなどのドリンク類も。客単価は、ランチ=1,300円、ディナー=4,000円を見込む。

 友成会長は「シェフズブイのころは女性のお客さまが多かった。当店のコアターゲット30代の女性だが、男性やファミリー層にも来ていただけるように内装なども変化させた」とし、「新しいお客さまはもちろん、シェフズブイの固定客などに、また来たいと思っていただけるような店にしていきたい」と話す。

 営業時間は、ランチ=11時30分~15時30分、ディナー=17時30分~23時。

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