渋谷に低価格居酒屋「ぶっちぎり酒場」-レインズインターが新業態

「ぶっちぎり酒場」がオープン。105円~399円の「低価格」でメニューを提供する

「ぶっちぎり酒場」がオープン。105円~399円の「低価格」でメニューを提供する

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 「居酒屋 土間土間」「かまどか」などの飲食店を展開するレインズインターナショナル(港区)は12月1日、渋谷に居酒屋「ぶっちぎり酒場 渋谷宮益坂店」(渋谷区渋谷1、TEL 03-5464-8060)をオープンした。

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 同社約2年ぶりとなる新業態店で、105円~399円というメニューの「低価格」が売り。「居酒屋 土間土間」「かまどか」が3,000円近くの客単価であるに対し、「ぶっちぎり酒場」では2,100円を見込む。

 「消費者の低価格志向が強まっている」「外食でも低価格帯業態が選ばれている傾向にある」ことなどから、同社でも「低価格帯」業態の出店を決めた。「低価格市場に参入することで、居酒屋市場全体における当社のブランドシェア拡大を目的とする」と同社。

 新業態開発プロジェクトの山本優輔さんは「渋谷は新しいもの・情報に敏感なエリアであり、酒を飲む目的でも多くの人が集まる主要駅」とし、「多くの方に来店いただくことで売り上げはもちろん、ブランドとしての認知向上が図れ、今後の店舗展開に向けて良い効果が得られると考え同所への出店を決めた」と話す。

 店舗面積は36坪で、席数は88席。木目を基調とした店内は、明るさや安心感、清潔感も感じられる「平成版大衆居酒屋」をコンセプトに仕上げたという。メニューは、「くしホルモン」「月見つくね」などのくし焼き(各294円)や「たこわさ」(189円)「シーザーサラダ」(399円)などの一品料理(105円~399円)など70品を超える。ドリンクも、ビールやサワー、焼酎、ウイスキーなどを199円~399円の「低価格」で提供する。メーンターゲットは20代後半のサラリーマン。

 今後について、山本さんは「まずは都心を中心に直営店を出店していきたい。予定では来年に6~7店舗を出したい」と話す。

 営業時間は16時~翌5時。

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