中目黒に「モロッコ」テイストを取り入れた新業態ビストロ

写真=店内の様子。モロッコから仕入れた照明や雑貨などがポイントになっている

写真=店内の様子。モロッコから仕入れた照明や雑貨などがポイントになっている

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 インテリアショップ「UNICO(ウニコ)」を運営するミサワ(栃木県)は、昨年立ち上げたフード事業の2号店として8月1日、中目黒にレストラン「BISTRO KHAMSA(ビストロ ハムサ)」(目黒区青葉台1、TEL 03-5723-2077)をオープンした。

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 外食事業初の店舗として恵比寿に開いたブラッセリー「ON HOA(オンホア)」(渋谷区恵比寿西1)から約1年。インテリア事業のノウハウを生かし内装やコンセプトにもこだわった1号店と同様、2号店でもストーリー性のあるユニークなコンセプトを打ち出した。

 店舗は、目黒川沿いのビルの最上階。「モロッコ好きのフランス人オーナーがパリの5区で開いたビストロ」をコンセプトに、内装にもモロッコから調達したインテリアや雑貨を随所に取り入れた。店舗面積は約25坪。店内にはテーブル18席、カウンター4席の計22席を設け、モロッコテイストの屋上テラスも用意した。

 インテリアデザインを手がけたのは、1号店の内装も担当したインテリアスタイリストの神林千夏さん。神林さんは、デザイナー高橋紀人さんとともに立ち上げたデザイン事務所で表参道「ラブレス」などのアパレル店舗の設計も手がける。店舗の床にはタイルを使用、全体は木目と緑で統一し、アットホームな店内に仕上げた。

 料理はフレンチがベース。全てアラカルトで、日替わりメニューも含め常時約20品目を提供。モロッコテイストを取り入れたのは「挽肉とジャガイモのサモサ」や「仔羊もも肉のケバブ」(各2ピース、680円)など。モロッコの土鍋「タジン鍋」を使った「魚介類のタジン」(2,400円)、「肉団子と半熟卵」(2,000円)などのメニューも提供する。

 アルコールは、フランス直輸入の自然派ワインが主力。約30種類のボトルを取りそろえ、グラスは赤・白ともに2種類を提供。価格はボトル=3,500円〜、グラス=600円〜。デザートではチョコレートムースなどをはじめ「モロッコ風揚げ菓子」(530円)も用意した。

 想定客単価は5,000円。ランチは同21日から開始予定で、価格は900円~。1号店と同様、20代後半~30代の女性をメーンターゲットに据える。同社フード事業部の吉澤貴明さんは「コンセプトをぶらさないことが重要。飲食業界の『後発組』として今後も独自の業態を打ち出していく」と話している。

 営業時間は、ランチ=12時~15時(土曜・日曜は16時まで)、ディナー=18時~翌1時(日曜は23時まで)。月曜定休。

ビストロ ハムサ

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