写美で広告写真公募展「APAアワード」-300点を展示

東京都写真美術館で広告写真公募展「APAアワード」(写真=今井美奈さん「Dear Ruby」)

東京都写真美術館で広告写真公募展「APAアワード」(写真=今井美奈さん「Dear Ruby」)

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 東京都写真美術館(恵比寿ガーデンプレイス、TEL 03-3280-0099、以下写美)で3月31日より、広告写真公募展「APAアワード2007」が開催される。

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 APAアワードは、その年の前年度1年間で公開された広告写真の中から優れた作品を選出する「広告作品部門」と、決められたテーマで作品を一般公募する「写真作品部門」から成る写真展。社団法人日本広告写真家協会が主催し、今年で35年目を迎える。

 両部門合わせて1,000点以上の応募があった今年は、広告作品部門の金賞に資生堂「TSUBAKI」の広告写真を手がけたオガタケイさん、蓑田圭介さんがそれぞれ選ばれたほか、ジオラマ風写真で話題を集めた本城直季さんが東京電力の広告写真で銀賞に輝いた。

 一般公募の写真作品部門の今年のキャッチフレーズ(テーマ)は「愛」。優秀賞の経済産業大臣賞には、趣き(おもむき)のある独特の採光で老婆をとらえた愛知県のフォトグラファー、今井美奈さんの組写真「Dear Ruby」(写真)が受賞した。

 展示会場となる同館地下1階映像展示室では、両部門の入選作品計約300点を一堂に展示するほか、故秋山庄太郎さん、篠山紀信さん、浅井慎平さんら著名写真家が同公募で受賞した初期の作品も併せて公開する。鑑賞料は一般=500円、学生=300円ほか。4月15日まで。同展は東京での開催後、京都、福岡を巡回する。

東京都写真美術館

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