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「ファッション・ウィーク東京」閉幕 渋谷ヒカリエなどに2万2000人超来場

表参道ヒルズの吹き抜け大階段も使った「リトゥンアフターワーズ」のショー

表参道ヒルズの吹き抜け大階段も使った「リトゥンアフターワーズ」のショー

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 渋谷ヒカリエ(渋谷区渋谷2)9階ホールなどで開催されていた「Mercedes-Benz Fashion Week TOKYO(メルセデス ベンツ・ファッション・ウィーク東京、以下MBFW)2016A/W」が3月19日、閉幕した。主催は日本ファッション・ウィーク推進機構(渋谷3)。

初となる下着ブランドのショーとなった「PEACH JOHN」

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 今月14日に始まり、6日間の会期で初参加14ブランド2団体を含む53ブランドが参加した今回。ショーは原則として招待制だが、期間中に実施した主催イベントには延べ2万2250人ほどが来場したという。

 コレクションショーは「TSUKASA MIKAMI」で幕を開け、初参加となった「アヴァロン」がフィナーレを飾った。メンズブランド「BENNU(ヴェンヌ)」(デザイナー・スゲノユウジさん)のショーではLUNA SEAやX JAPANなどで活動するSUGIZOさんがバイオリンを生演奏したほか、「ユキヒーロープロレス」(手嶋幸弘さん)はタワーレコード渋谷店(神南1)の屋上でショーを実施。約10年ぶりとなる単独のショーとなった「PEACH JOHN」はMBFWT初の下着ブランドのショーで、パリ 8 区のモンテーニュ通りをイメージした舞台でを行うなど、趣向を凝らした演出も注目を集めた。

 海外からは、昨年10月に次ぐ「Asisan Fashion Meets TOKYO」として、初めてベトナムとインドネシアのブランドがショーを行ったほか、デンマークの「Anne Sofine Madsen(アン ソフィー マドセン)」も初参加。デザイナー支援プログラムでは、「リトゥンアフターワーズ」を手掛ける山縣良和さんと「ミキオサカベ」を手掛ける坂部三樹郎さんがプロデュースする「東京ニューエイジ」は初めて本格的なランウェーショー形式でコレクションを発表。東京都などと連携して「世界で活躍するファッションデザイナー」の輩出を図る「TOKYO FASHION AWARD」受賞者のコレクション発表も行った。

 インベントのスポンサーであるマスターカードの顧客や、渋谷ヒカリエ内の商業施設「ShinQs」の顧客を抽選でショーに招待するなどBtoCへも訴求。今回から会場に加わった表参道ヒルズ(神宮前4)でショーを行った「リトゥンアフターワーズ」は、同施設の吹き抜け大階段を使い一般来館客も見られる演出を行った。

 海外発信の取り組みとして、日本語や韓国語、英語、中国語を話せる元KARAの知英(ジヨン)さんをオフィシャルサポーターとして迎えたほか、ツイッタージャパンと連携しツイッター向け生配信アプリ「ペリスコープ」でのショーの生配信なども行った。

 次回「2017春夏コレクション」は10月に開催する予定。

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