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ロックバンドRADWIMPSメンバー、渋谷でトーク 実録映画公開記念で

トークイベントに登壇した(左から)RADWIMPSのメンバー桑原彰さん、武田祐介さん、朝倉加葉子監督

トークイベントに登壇した(左から)RADWIMPSのメンバー桑原彰さん、武田祐介さん、朝倉加葉子監督

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 ヒューマントラストシネマ渋谷(渋谷区渋谷1)で3月22日、ドキュメンタリー映画「RADWIMPSのHESONOO Documentary Film」公開を記念したトークイベントが開かれ、ロックバンドRADWIMPSのメンバー桑原彰さん・武田祐介さん、朝倉加葉子監督が登壇した。

「RADWIMPSのHESONOO Documentary Film」より

 RADWIMPS(ラッドウィンプス、通称ラッド)は、ボーカル・ギター野田洋次郎さん、ギター桑原彰さん、ベース武田祐介さん、ドラム山口智史さんから成る4人組。2001年に野田さんと桑原さんを中心に結成され、2005年にメジャーデビュー。作詞・作曲を手掛ける野田さんの歌詞と音楽性が若者を中心に人気を集めている。

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 同作は、昨年デビュー10周年という節目に行った5カ国を回ったアジア・ヨーロッパツアー、国内のバンドとの対バンツアー、幕張メッセでのワンマンライブを追ったドキュメンタリー。ライブシーンをはじめ、ツアーの裏側やインタビューなどを収めている。メガホンを取った浅倉加葉子(かよこ)監督は東京造形大学卒業後、テレビ制作会社を経て映画美学校を修了。2013年に「クソすばらしいこの世界」で長編監督デビュー。

 昨年10月から3カ月、約600時間撮影したという今回。浅倉監督は「リハーサルやっている姿から(撮影に)入った。プロの音楽家としてしっかりリハでチェックして本番に臨み、本番でも少しずつ調整したり変えたりする姿を見ていたので、スポーツマン・アスリートみたいな方たちだと思っている」とバンドの印象を話した。

 昨年は、山口さんの無期限休養が発表されたことからサポートドラマーを迎えてツアーを回った同バンド。アジア・ヨーロッパツアーでは、「ミッキー」こと森瑞希さんをサポートドラマーに迎えた。武田さんは「不安しかなかったが、すごく温かい歓迎を受けてうれしかった」と振り返る。韓国公演ではMCを韓国語で話した桑原さんが「常に新大久保と赤坂の韓国料理店を往復して、注文も韓国語で言って…」と話すと、武田さんから「嘘つけよ」と突っ込みが入った。「ミッキーあいつ最初パスポート持っていなくて諦めたんだけど何とか間に合った」(桑原さん)とサポートメンバー選びの裏話も。

 国内ツアーではさらに東京事変の刃田綴色さんを迎え、ツインドラム体制で回った。武田さんは「洋次郎が『ツインドラムでいこうと思うんだけど…』って、また難しいこと言い出したって(思った)」と、その経緯を明かす。さらに刃田さんは「『俺必要ある?』ってライブの前日くらいまで言った」と言い、桑原さんも「刃田さんのメンタルが日経平均のようで、打ち上げなどでケアした」という。ツアーファイナルとして行った幕張メッセ公演は3万1000人を動員。「3万人は多い。すごく緊張したけど、気持ちは前に向けてお客さんに届けられたライブ」(武田さん)、「どこまでも地平線が続くような感じですごかった」(桑原さん)と、それぞれ振り返った。

 桑原さんはよくバナナを食べると言い、劇中にもそのシーンが多く登場。桑原さんが「ライブの本数より多い。多分50~60本(食べた)」と言うと、武田さんから「開けても食べきらないで置いておく。ライブ終わりには半分食べかけになっているものが3本くらいになっている」と突っ込まれる一幕もあった。

 最後に、「現在メンバーのひとりが休養していて新しい体制でやっているが、今も新しい曲が生まれているので、これからも聴いいただければ」(武田さん)、「ボーカルが不在にもかかわらず、こんなにもありがとうございます。皆さんが本当にファンなのだと分かった」(桑原さん)と来場者にメッセージを送った。浅倉監督は「ラッドウィンプスは素晴らしいバンドだと思うので、映画が気に入ったら薦めていただければ」とも。

 イベントでは途中、マイクが切れてしまうアクシデントに見舞われるも、桑原さんが食べながら入場したバナナをマイクと間違えて笑いを誘うなど、終始和やかなムードで進んだ。

 上映は今月24日まで。

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