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渋谷・円山町にプロレスがコンセプトのつけそば店「ローリング蕎麦ットJ」

上部にプロレスラー武藤敬司さんの「化身」グレート・ムタを模したオブジェをディスプレーする外観

上部にプロレスラー武藤敬司さんの「化身」グレート・ムタを模したオブジェをディスプレーする外観

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 渋谷・円山町に4月、つけそば専門店「ローリング蕎麦(そば)ットJ」(渋谷区円山町、TEL 03-5458-9988)がオープンした。経営は飲食店経営を手掛ける8(=エイト、横浜市西区)。

リングをイメージしたロープなどが特徴の店内

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 5年かけて開発したつけそばを提供する同店。同店台場秀人店長がプロレスラー武藤敬司さんの「化身」グレート・ムタのファンであることから、プロレスの要素を取り入れた店舗に仕上げた。店名は、グレート・ムタの技「ローリングソバット」と「そば」を掛け合わせて命名。「J」は「JAPAN」の頭文字。メニューの一部もプロレス技名と掛けて付けている。

 店舗面積は6坪で、席数は12席を用意。ファサード上部にはグレート・ムタを模したオブジェをディスプレー。店内のカウンターと厨房(ちゅうぼう)の境にはロープを張ったほか、ゴングを置くなどリングをイメージ。壁面にはグレート・ムタのデザイナーで特殊メークアーティストJIROさん監修の、アメコミ風のイラストを描くほか、フィギュアなどのグッズも飾っている。

 麺は、信州の製麺所に特注したオリジナルの平打ち麺。つけ汁は魚介と豚骨のWスープと、ユズが香る鶏ガラベースの2種を用意。メニューは、霧島豚の角煮や自家製煮玉子、メンマ、ネギをトッピングする「魚介とんこつラリアット」「ユズ塩ジャーマン」(750円、トッピングを増量した全部載せ=1,050円)などのつけそばのほか、しょうゆだれとそばをあえる「まぜそば」(750円)などもそろえる。現在の客単価は800円ほど。

 オープン後は20~40代の男性を中心に来店があり、男女比は7対3程度。武藤さんのブログで紹介されるなどした影響からか、プロレスファンも多く見られるという。台場店長は「かなり突き抜けたコンセプト・内装になっているが、最大の魅力は平打ちそばを現代風にアレンジしたつけそば。日本の味を世界に発信できるように取り組んでいきたい」と意欲を見せる。

 営業時間は11時~翌5時(金曜・土曜は翌7時まで)。

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