見る・遊ぶ

渋谷で女バンパイア映画「ブラッディ・パーティ」上映-献血割引も

女バンパイアのセクシー・スリラー「ブラッディ・パーティ」より©2010 RAT PACK FILMPRODUKTION GMBH 

女バンパイアのセクシー・スリラー「ブラッディ・パーティ」より©2010 RAT PACK FILMPRODUKTION GMBH 

  • 0

  •  

 渋谷のミニシアター「シアターN渋谷」(渋谷区桜丘町、TEL 03-5489-2592)で11月26日から、女バンパイアのセクシー・スリラー「ブラッディ・パーティ」がモーニング&レイトショー公開される。

[広告]

 ベルリンの集合住宅で母親と2人で暮らすレナ(カロリーネ・ヘルフルトさん)は、毎日家を抜け出しては盗みを過ごしていた。ある日いつものように盗みを働こうとした際、「運悪く」張り込みの捜査官にその瞬間を見られてしまう。ベルリンの街中を逃げ回り会員制のナイトクラブに立ち入ったレナは再度盗みのタイミングを見計らっていると、怪しげな女性ルイーズ(ニーナ・ホスさん)に声を掛けられた。バンパイアのルイーズにかみつかれたレナは太陽の光に当たると肌が「焼けるよう」に熱くなり、生肉の血を「狂ったように」血を吸いたくなるなど体に異変が起きるように。やがて以前とは「比べ物にならないほど美しく」なった自分に陶酔していき、毎夜女バンパイアだけでパーティーざんまいの日々を過ごす。しかし、レナを追っていた若き潜入捜査官との再会を機に、彼女たちの運命の歯車が狂い始める。

 メガホンを取ったのは1973年、独ハノーバー生まれのデニス・ガンゼル監督。17歳の時にビデオカメラで実験映像を撮り始め、高校卒業後公務員を経て、1994年~2000年までミュンヘン映画学校HFFに通う。同所でプロデュース専攻のクリスチャン・ベッカーさんと出会いサイコスリラー「THE WRONG TRIP」(1995年)を製作。ベッカーさんと組んだ作品はこれまでに4作品を発表し、4作目の「THE WAVE ウェイヴ」がアメリカの「サンダンス映画祭」に正式出品されたほか、ドイツ国内興行収入1位を獲得。翌年にはドイツ映画賞同賞を受賞した。新作となる「ブラッディー・パーティ」は構想14年、撮影期間2カ月で製作された。

 鑑賞料は、一般=1,500円、学生=1,000円ほか。上映期間中、劇場窓口で献血カード「愛-Ca」を提示すると献血した本人のみ1,000円で鑑賞できる。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース