食べる

渋谷・神南に名古屋発地鶏居酒屋「地鶏坊主」-東京初出店

カウンターや壁面などに赤を多用した「地鶏坊主 渋谷本店」の店内

カウンターや壁面などに赤を多用した「地鶏坊主 渋谷本店」の店内

  • 0

  •  

 渋谷・神南郵便局前交差点近くに9月13日、地鶏居酒屋「地鶏坊主 渋谷本店」(渋谷区神南1、TEL 03-3464-7770)がオープンした。経営は坊’s(名古屋市中区)。

[広告]

 鉄板居酒屋「鉄板坊主」や九州料理居酒屋「九州小町」などの飲食店を名古屋市内で展開する同社。「地鶏坊主」は名古屋コーチンや奥三河鶏など「地鶏にこだわった」大衆居酒屋として2005年に1号店をオープンし、現在は3店舗を展開。渋谷本店は直営7店舗目で、東京初出店となる。

 「創業当時は3年後に東京進出したいと考えていた」と同社加藤大輔社長。今回、愛知県の仕入れ業者の協力もあり「多少時間がかかったが、新鮮な地鶏を東京でも名古屋の店と同価格で提供することが可能となった」ことから東京進出を果たした。

 出店先について、当初は浜松町や大門などの「港区のオフィス街」などを中心に探していたが、同所の物件に出会い、「渋谷エリアが意外とサラリーマンやOLも共存しているエリアであると感じた」ことから出店を決めたという。

 店舗面積は65坪。席数はカウンターや掘りごたつ席、最大25人収容の「マット個室」など108席を用意。「炭の中で食べていただく」をコンセプトにした同店は、エントランスへ続く階段や店内のカウンター、壁面などに赤を多用した。

 三河鶏を使用しタレやチーズ、カレー、おろしポン酢など18種の味付けを用意する「幻の手こねつくね串」や八丁みそで味わう奥三河鶏を使用した「串カツ」(以上各262円)、宮崎県の郷土料理「地鶏の炭火焼き」を名古屋コーチンで作る「名古屋コーチンの炭火焼き」(819円)、「うなぎのひつまぶし」を名古屋コーチンで作る「名古屋コーチンまぶし飯」(1,029円)などのほか、同店限定メニューとして「名古屋コーチン首皮チップ」(609円)や「名古屋コーチン土手煮」(714円)などもそろえる。客単価は3,500円。

 オープン後の客層の中心は20~40代前半。東京進出を果たしたことで「名古屋の名物や愛知県の銘柄鶏を東京の方にもっと知っていただけるのでは」と期待を寄せる。売り上げ目標は月商1,000万円。

 営業時間は17時~翌1時。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース