元外食企画開発担当者が独立、恵比寿・富ヶ谷にカフェ業態2店舗同時出店

テラスにソファ席を用意する「Cafe&bar EBISUBASHI」

テラスにソファ席を用意する「Cafe&bar EBISUBASHI」

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 easygoing(世田谷区)は6月1日、恵比寿にカフェバー「Cafe & bar EBISUBASHI」(渋谷区恵比寿1、TEL 03-6450-3348)を、富ヶ谷にカフェ「tomigaya TERRACE」(富ヶ谷、TEL 03-6407-9384)を、同時オープンした。

ファサードを全面開放した「tomigaya TERRACE」

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 外食企業で飲食店の企画開発を手がけていた同社の濱野浩一社長。「自分が行きたいと思うカフェを作りたい」と1月中旬に独立を決意。3月に退社し、5月にeasygoingを設立した。

 濱野さんは「自分は店のマネジャーでもマスターでもないので、居場所がないと思い2店舗出店することを決めた」とし、「入りやすさを考え、カフェ、バーという業態を選んだが、いわゆる『カフェメニュー』ではなく、しっかりした料理を低価格で提供したいと考えた」と話す。両店ともに、フレンチをベースにした料理を提供する。

 「Cafe & bar EBISUBASHI」の店舗面積は約15坪で、席数はテラス席やカウンターなど17席を用意。リビングのような「温かい空間」に仕上げたほか、店内壁面には本棚を設置。本棚には濱野さんの私物の本を配置した。メニューは、ランチ(16時まで)=「日替わり特製キッシュ」「キプロスさんはるみチーズのピタサンド」「鶏と白いんげん豆の玄米カレー」(以上各種グリーンサラダとドリンク付き、1,000円)など。ほかにも「ミックスナッツ」(300円)や「イイダコとオリーブのトマト煮」(700円)、「グリル野菜のマリネサラダ」(850円)、「ズワイガニの揚げ春巻き」(500円)なども用意する。客単価は、ランチ=1,000円、ディナー=2,500円前後を見込む。

 「tomigaya TERRACE」の店舗面積は26坪で、席数は38席を用意。ファサードは全面開放し「開放的な空間」に仕上げた。店内壁面には大型の鏡を設置したほか、店内奥の壁面には絵を描く。メニューは、ランチ(15時まで)=「日替わりパスタ」(グリーンサラダとドリンク付き、1,000円)のほかは、「カフェ&バー恵比寿橋」と同じメニューを用意。ほかにも、「鴨フリット」「旬の小魚のフリット」(以上各800円)、「豚足のカルパッチョ」(1,200円)、「ステーキフリット」(2,000円)、「仏産ひな鳥のココット焼き」(2,300円)なども用意する。客単価は、ランチ=1,000円、ディナー=3,500円を見込む。

 ドリンクは両店とも、ビール(500円~)、ジン、ウオツカ、ラム、テキーラ(以上600円~)、各種カクテル(650円~)、ソフトドリンク(350円~)などをそろえる。

 5月中旬から夕方以降のみの営業でプレオープンしていた両店。濱野さんは「近隣にお住まいの地元の方や外国人のお客さまが多かった」と振り返る。

 営業時間は、「Cafe & bar EBISUBASHI」=11時30分~翌2時・日曜定休、「tomigaya TERRACE」=11時30分~24時。

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