アルゼンチン出身の若手女性画家-青山で日本初の個展

カロリーナ・ラケル・アンティッチさんの新作「林の中のかくれんぼ」(2007年、アクリル、キャンバス)より

カロリーナ・ラケル・アンティッチさんの新作「林の中のかくれんぼ」(2007年、アクリル、キャンバス)より

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 ギャラリー「Art-U room(アートユールーム)」(神宮前5、03-5467-3938)は5月18日より、アルゼンチン出身の若手女性画家カロリーナ・ラケル・アンティッチさんの個展「日の出を越えて-Beyond the Sunrise」を開催する。

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 1970年アルゼンチン・ロザリオ生まれのアンティッチさんは現在、伊ベニスに拠点を移し制作活動を行う。イタリア、南米などを中心に作品を発表してきたが、2005年ベニスビエンナーレへの出品作品が注目を集め、活躍の場をニューヨークやロンドンにも広げた。

 アンティッチさんの描く作品は、その多くの作品が思春期前の幼い子供を主題にしたもの。「戦争ごっこ」に興じる少年や独特の表情をみせる少女のポートレートなど、純粋さの中にも「残酷性」が垣間見える繊細なタッチが印象に残る。

 日本では自身初の個展という同展では、小型のキャンバス作品を中心に新作約12点を発表する。会場ではニューヨークでの個展開催時に制作したカタログも販売予定。入場無料。6月17日まで。

Art-U room

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