JR恵比寿駅開業100年で記念イベント、希少写真も

1906年、旅客運用開始当初の恵比寿駅

1906年、旅客運用開始当初の恵比寿駅

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 JR恵比寿駅の旅客運用開始100周年を記念して、10月19日より、恵比寿各所で写真展などの記念イベントが展開されている。

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 1901年、ビールの商品名から名付けられた「恵比寿」停車場として開業した醸造工場前の停車場は、100年前の1906年10月30日に旅客運用を開始。その後、近隣の地名が「恵比寿通」へと名称を変えたことから、「恵比寿」という地名が生まれたエピソードがある。

 イベントでは、恵比寿ガーデンプレイス内の「麦酒記念館」と地下1階プロムナード(山手線側)、アトレ恵比寿3階「アンテノール前広場」、JR恵比寿駅東口コンコースの4カ所でパネル展を実施し、旅客運用開始当初の恵比寿駅の様子(写真)や当時の街の様子を写した写真を展示している。

 写真は、地名の由来にもなった「エビスビール」を生産するサッポロビール所有のものと、地元商店街が提供したものを合わせた約40点で、駅西口の老舗カメラ店「大沢カメラ」(恵比寿南1)が提供した写真も多いという。また、ラーメン店「花月 本店」(渋谷区恵比寿西1)では、メモリアルメニューとして数量限定の「海鮮塩ラーメン」を提供、そのほか約20店舗でも各種クーポンを発行するなど記念企画を展開している。

 限定商品では10月25日、JR恵比寿駅限定で記念のオレンジカードを発売。特別仕様のエビスビール限定デザイン缶も、同日発売される。各イベントの開催は10月31日まで。(写真=1906年、旅客運用開始当初の恵比寿駅)

恵比寿メモリアル2006オフィシャルサイト関連記事(シブヤ経済新聞)

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