渋谷の名画座で日本のカルト映画特集-25作品上映

「無頼平野」(石井輝男監督、1995年)より

「無頼平野」(石井輝男監督、1995年)より

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 渋谷区円山町の名画座「シネマヴェーラ渋谷」(TEL 03-3461-7703)では9月2日より、「妄執、異形の人々 -Mondo Cinemaverique-」と題した日本映画の特集上映を行う。

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 同館では、今年1月の開業以降、北野武監督や山口百恵さん、小津安二郎監督など計10回の特集上映を企画。作品はすべて、弁護士でオーナーの内藤篤さんがセレクトしてきた。今回は、日本映画の巨匠、深作欣二監督や市川昆監督などの作品の中でもカルト色や個性の強い「普段とは異なる」作風のものや、テレビドラマ「赤いシリーズ」を手掛けたことでも知られる増村保造監督のミステリー作品など、全25作品を上映する。

 上映作品は、「ゴジラ」「透明人間」などに次いで東宝が発表した空想特撮映画「獣人雪男」(本多猪四郎監督、1955年)、勝新太郎さん扮する盲目の徳の市の演技が映画「座頭市」の原型になったことでも知られる「不知火検校」(森一生監督、1960年)、ニュープリントで再上映される「怪猫トルコ風呂」(山口和彦監督、1975年)、三池崇史監督の「極道恐怖大劇場 牛頭」(2003年)など。

 同2日、16日には、映画評論家や脚本家などを招きトークイベントも開催される。上映は日替わり2本立て(入れ替え無し)で、料金は一般=1,400円、シニア・会員=1,000円ほか。(写真=石井輝男監督「無頼平野」より)

シネマヴェーラ渋谷

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