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アルバルク東京、仙台に快勝で3連勝 「日に日に良くなっている」手応えも

「乳がん月間」に合わせてピンク色のシューズでプレーしたザック・バランスキー選手

「乳がん月間」に合わせてピンク色のシューズでプレーしたザック・バランスキー選手

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 Bリーグ・アルバルク東京(以下、A東京)が10月26日、国立代々木競技場第一体育館(渋谷区神南1)で仙台89ERS(以下、仙台)と対戦し71-54で勝利した。

会場内に設けられたピンクリボン活動のブース

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 デイニアス・アドマイティスヘッドコーチ(HC)が「序盤からディフェンスが鍵だと伝えていた」この日、立ち上がりから堅守が光り開始4分弱で2桁リードを奪う好スタートを切る。攻撃面では小酒部泰暉選手のらの3ポイント(P)シュート、セバスチャン・サイズ選手のゴール下などイン・アウト両サイドで得点を重ねる。吉井裕鷹選手は3Pに加え外国籍選手に相手に体を張りミスを誘う好守も見せた。

 19-9で迎えた第2Qはロースコアの展開となるが、堅守が続きリードを守る。残り約8秒から仙台の攻撃の場面では、サイズ選手がボールを奪う好守を見せ速攻につなげる。安藤周人選手がダンクを狙ったボールはリングに弾かれるも、ザック・バランスキー選手がリバウンドのボールをゴールに押し込み32-18で前半を終えた。「良いかたちで前半を折り返せた」と振り返ったバランスキー選手は、安藤選手とブロックに跳んだ仙台のジャスティン・バーレル選手が元チームメートだったことに触れ、「周人もダンクしたいしバーレル選手もさせたくないのが分かった上で、一応フォローに入った結果ちょうど良い所二ボールが来た」と言う。

 互いに互角の戦いを見せた後半序盤は、安藤選手が積極的にシュートを放ち得点を重ねた。ターンオーバーが続く時間帯も見られたが「プレッシャーが上がった仙台のディフェンスに飲み込まれた」とアドマイティスHCは指摘し、アシストなどで貢献したライアン・ロシター選手を例に挙げ「どのポジションでも良い状況判断をしてほしい」と続けた。

 46-32で迎えた最終Q、バランスキー選手、ジャスティン・コブス選手の連続3Pでリードを広げる。コブス選手はドライブ(ドリブルでゴール下に向かうプレー)でファウルを誘発したり、仲間の得点をアシストしたり攻撃を引っ張る。終盤はコンディション調整で欠場が続いていた藤永佳昭選手や今季2試合目となる平岩玄選手もコートに立ち、選手全員が出場を果たした。

 3連勝となったA東京。アドマイティスHCは「徐々に良くなっていることは確かで良い方向に向かっている」と手応えをうかがわせ、「特にディフェンス面で、誰が出ても個人の役割、チームのルールを徹底してほしい。もっとレベルの高いバスケットを目指したい」と意欲を見せる。

 「日に日に良くなっているし完成度が毎試合上がっていると感じている」と話したバランスキー選手は後半に得点を伸ばし8点をマーク。シュート力の高い選手だが、「うちのチームはどこでも得点が取れるので、めちゃくちゃ(自分の)スタッツにこだわるタイプではない」と言い、「チームが必要としているディフェンスやリバウンドとかが一番の役割なのかな。得点にこだわらなくても自分が生きていける道、プレータイムを勝ち取る道はある。最近そこがアドHCに評価されてきていて、信頼は勝ち取れていると思う」と自身の役割について考えを示した。

 「乳がん月間」である10月に合わせて2018(平成30)年からピンク色のバスケットシューズ(バッシュ)を履くなどしているバランスキー選手。今年は田中大貴選手や安藤選手など他の4選手もピンク色を着用しているが、「一緒に履こうよと声もかけたし、自ら履きたいと言ってくれた選手もいた。パフォーマンスが一番大事なので履いているバッシュでピンクが無い選手もいたが、皆の思いはすごく伝わるし、そのおかげでより多くの方に広められたと思いを口にした。加えて今月は場内にブースを設けパネル展示などもしたが、「年々協力してくれる人が増えてうれしい。やってきて良かった」と喜んだ。

 Bリーグは一時休戦となり、今月29日からは天皇杯3次ラウンドが始まる。アドマイティスHCは「一発勝負なので何が起きてもおかしくない。ディフェンスから主導権を掴みたい」と気を引き締める。

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