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渋谷ストリームで「コミュコレ」 SIWとコラボ、イノベーションをテーマに

第2部の様子

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 「コミュニティー・ソムリエ」が選んだコミュニティーのキーマンが登壇するトークイベント「コミュコレ!in SIW 2019」が9月12日、渋谷ストリームホール(渋谷区渋谷3)で開催された。

第1部の様子

 2017年に立ち上がり、これまで不定期に開催されてきた同イベントは、Peatix Japan(恵比寿4)取締役の藤田祐司さんと、東京カルチャーカルチャー(渋谷1)のコミュニティーアクセラレーター、河原あずさんの2人が「コミュニティー・ソムリエ」を務め、テーマに沿って「旬の」キーマンをキャスティング。最近では神戸、長崎、新潟でも開催するなど、広がりを見せている。今回は「SOCIAL INNOVATION WEEK SHIBUYA(SIW) 2019」とコラボして「イノベーション」をテーマにトークを繰り広げた。

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 パート1では、IoTスマートけん玉「DENDAMA」の開発・製造・販売に取り組む電玉(渋谷1)長の大谷宜央さん、VR/AR/MRコンテンツの企画・開発のほか、MRアトラクション体験施設「TYFFONIUM(ティフォニウム)」を運営するTYFFON社長の深澤研さん、昨年4月に設立された一般社団法人渋谷未来デザインの事務局次長兼プロジェクトデザイナーを務める長田新子さんが登壇した。

 電玉を楽しめる空間として「DENDAMA&DARTS RE/D」(宇田川町)を先月、渋谷駅前に開いた大谷さんは「渋谷区内の学校に(電玉を)寄贈している。子どもから大人まで誰でも楽しめる電玉を世界に広げていきたい」と話した。「一生の記憶に残るような魔法の体験をさせたい」という深澤さんは今秋、渋谷パルコと米サンタモニカに出店予定がある。「(いつか)渋谷の街を舞台にした、世界でもやられていない新しい体験を実現したい」という。渋谷の仕事に関わって2年ほどの長田さんは、渋谷について、「何かをしたい人たちが意見をどんどん言える街、実現に向けてマッチングがどんどんできる街」という印象を持ったという。そうしたことも背景に「SIWは出会いをどんどん作ってもらう場。学ぶ・つながる・体験する、をテーマにしている」とアピールした。

 続くパート2では、澤田伸渋谷区副区長、Plug and Play JAPANでFintechプログラム全般を担当している貴志優紀さん、朝日メディアラボベンチャーズの投資担当ディレクター・白石健太郎さん、KDDIの革新担当部長を務める三浦伊知郎さんが登壇。

 澤田副区長は「日本が抱えているさまざまな課題に、パブリックセクター(公的機関)が産学と連携して果敢に挑み、課題解決だけでなく将来の可能性をもっと引き上げることが大事。ちょっとの変化では課題解決はありえない。劇的に変革しない限り成長できない」と自らの考えを披露。貴志さんは体験を踏まえ、「新規事業を起こす際、スタートアップありきでなく、大手企業同士を横串でつなぐと、そこでイノベーションが起きる可能性がある」ことを紹介した。「ダイバーシティあふれるいろいろなスタートアップが渋谷に集まり、そこでイノベーションが起こせれば。それを起こすために渋谷にいる」という白石さん。世界60カ国以上を旅する会社員トラベラーでもある三浦さんは「デジタルはあくまでもツール。生で体験して、楽しいこと、悲しいことをフィードバックしていく。人は言っても生身のものなので、そこにデジタルがどれだけコントリビュート(貢献)できるか追求していきたい」と持論を展開した。

 SIWは今月22日まで。

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