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渋谷区役所で「SDGs」テーマにトーク企画 区長「指標作り進める」

登壇した国連広報センター所長の根本かおるさん(左)と長谷部健渋谷区長(右)

登壇した国連広報センター所長の根本かおるさん(左)と長谷部健渋谷区長(右)

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 国連が定めた持続可能な開発目標「SDGs」をテーマにしたトークイベントが9月12日、渋谷区役所15階のイベントスペース428で開催された。11日に始まった「Social Innovation Week 2019(以下、SIW)」の一環で、渋谷区SDGs協会と渋谷区の共催。

 第1部では、「SIWには『この街から発信していく』という思いを強く持っているので、これを機に渋谷として(SDGsを)どうしていくかという決意をちゃんとしようと思い(この場に)臨んだ」という長谷部健渋谷区長と国連広報センター所長の根本かおるさんが「渋谷区とSDGs」をテーマに対談した。

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 2030年までの目標としてSDGsが国連で採択されて今月25日で4年目。国連でも「フードチャレンジ」「ファッションチャレンジ」など、さまざまなキャンペーンを打ち出しているが、「このまま行くと達成は難しい」(国連総長)という声も聞かれることを紹介した根本さん。国連での最近のキーワードは「アクセラレート(加速)」と言い、「地球規模の課題も足元のアクションから始まる」と行動を促した。

 「(区も)指標を作った方がいいと思う」と切り出した長谷部区長。「この分野ではこれをやっている…など、(現状を)整理して発表するつもりでやってみようかと。区が実際に取り組んでいることが、SDGs的な尺の中ではどのくらいになるのか、世界と比べるとどうなのか…現状を把握することが、まずは大事」と続け、さらに「今まで課題だった『アクションを起こす』ことについては、指標をしっかり謙虚に受け止めれば、(施策も)実施しやすくなるのでは。これまでSDGsを裏地のように思っていたが、やはり表にしなきゃいけない」と決意を口にした。

 続く第2部では、東京都議会議員(渋谷区選出)の龍円あいりさん、渋谷区議会議員の神薗まちこさん、森田ゆきさんが「区政とSDGs」をテーマに鼎談(ていだん)。

 第3部では、渋谷区観光協会代表理事の金山淳吾さんが「観光とSDGs」をテーマに登壇。SDGsに対する考えやSDGsにまつわる観光協会の取り組みなどを紹介。続く「地域とSDGs」のテーマでは、「地域のプレーヤー」として、高橋ケンジさん(恵比寿=アーバンファーミング)、高畑公志さん(富ヶ谷=食育)、赤荻徹さん(代々木上原=絵の教室)、植野真由子さん(原宿=子ども)が「SDGsでできそうなこと、やってみたいこと」をフリートークで披露した。

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