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3月閉店・千駄ヶ谷「みろく庵」が「器市」 将棋めしでも使われた食器を販売

3月に閉店した「みろく庵」。閉店前には行列もできた

3月に閉店した「みろく庵」。閉店前には行列もできた

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 「将棋めし」の器、売ります――藤井聡太七段ら棋士の「将棋めし」でも知られ、今年3月に閉店した千駄ヶ谷のそば店「みろく庵」(渋谷区千駄ヶ谷4)で使われていた食器が6月2日、鳩森八幡神社の敷地内で販売される。地域コミュニティーの活性化を促すことを目的に、同日から6月30日まで渋谷区内各所で展開される「渋谷おとなりサンデー」内のイベントの一環。

「みろく庵」の閉店を知らせる看板

 千駄ヶ谷駅近くに店を構えた同店は、近隣にある「将棋会館」(千駄ヶ谷2)で対局の際、棋士が注文する出前の「得意先」の一店として知られ、親子丼などの丼物から、そば・うどんなどの麺類、唐揚げなどの定食まで、棋士が注文する品やその価格などにも注目が集まる人気店だった。

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 「みろく庵の器市」と銘打ち開く一日限りの器市では、閉店で処分する食器類などの中で「大切にしていたもの」を選び売り出す。「店で世話になった地域の方々にごあいさつし、感謝の気持ちを伝えられれば」という気持ちで出店するという。価格は1点200円~500円程度で、買い物袋の持参を呼び掛けている。

 渋谷おとなりサンデーの一環として、同じ敷地内ではほかにも将棋関連の企画を用意。「日本将棋連盟」も協力する「青空将棋」では、縁台に将棋盤を出して将棋を指す「縁台将棋」のように、境内でビールケースを利用し将棋が指せるようにする。自由対局をはじめ、持ち時間1分で1手指すごとに5秒を加算していく「1分切れ負けフィッシャー勝抜戦」(13時~15時)などを予定し、5連勝した参加者には賞品として地元のラーメン店「ホープ軒」のラーメン1杯無料券を進呈する。

 国内最大の駒の生産地として知られる山形県天童市からゲストを招く「将棋の駒作り体験」では、材料費500円で将棋の駒が作れることから、事前の問い合わせも多く寄せられているという。将棋関連ではほかに、6月7日、普段は入れない「将棋堂」で特別参拝できるほか、境内で出前を取れる「出前で将棋めし」(17時~19時、オーダーストップ)を開催。うなぎ「ふじもと」(千駄ヶ谷3)や中華料理「紫金飯店」(神宮前2)、すし店「千寿司」(千駄ヶ谷3)などの店が参加する。

 開催時間は10時~16時。10時には長谷部健渋谷区長らが登壇し、渋谷おとなりサンデーの開催宣言を行う。

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