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東急・東京メトロ渋谷駅で自動清掃ロボ導入 2020系ラッピング、「のるるん」車掌も

渋谷駅に導入された自動清掃ロボット(写真右)は新型車両2020系のデザインをラッピング

渋谷駅に導入された自動清掃ロボット(写真右)は新型車両2020系のデザインをラッピング

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 ミニ電車風デザインの自動清掃ロボットが3月26日、東急線・東京メトロ渋谷駅の清掃作業に導入された。東急グループでビルメンテナンス業などを手掛ける東急ファシリティサービス(世田谷区)が、渋谷駅と東急線・みなとみらい線横浜駅で、大手民鉄の駅構内コンコース初の試みとして導入した。

ロボット走行時の様子

 自動清掃ロボットは、事前に記憶させたエリアを、各種センサーで壁や障害物までの距離を計測しながら走行。周囲環境や自己位置を認識し、走行ルートを随時補正しながらエリア内を「漏れなく清掃」。歩行者や障害物に対してはその場で停止し、AI(人工知能)で回避ルートを再設定して清掃を続けるほか、LEDライトで周囲に注意喚起を促しながら走行し、バンパーセンサーや3Dカメラを搭載するなど安全面にも配慮するが、当初は終電後から初電前までの深夜時間帯での運用を予定する。

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 渋谷駅・横浜駅に各1台を導入し、渋谷駅に導入するAvidbots(カナダ・オンタリオ州)製のロボット「Neo by AVIDBOTS」には田園都市線の新型車両2020系のデザインを、横浜駅に導入するアマノ(横浜市港北区)製のロボット「EG-3RX」には東横線5050系車両のデザインをそれぞれラッピング。両ロボット共に各車両の特徴的なラインや色を配し、フロントには東急電鉄のキャラクター「のるるん」が操縦しているようなイラストもあしらう。

 ロボットの導入について同社は、将来的な労働人口の減少を見据え「AIやICT(情報通信技術)を有効活用することで質の高い清掃を行う」と理由を説明。車両のデザインは、「東急グループとしての一体感を演出した」としている。清掃品質や業務効率性を検証し、今後オフィスや商業施設などでも導入の検討を進めていくという。

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超!シブヤ経済新聞