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サンロッカーズ渋谷、残り2秒で逆転負け 連敗も「このまま終わるわけには」

3ポイント2本を連続で決める持ち前の得点力やアグレッシブさを見せた広瀬健太選手(中央奥)

3ポイント2本を連続で決める持ち前の得点力やアグレッシブさを見せた広瀬健太選手(中央奥)

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 Bリーグ・サンロッカーズ渋谷(以下、SR渋谷)が10月24日、墨田区総合体育館でアルバルク東京(同、A東京)と戦った。観客数は2118人。

14得点リバウンド10本をマークしたロバート・サクレ選手

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 1勝6敗と苦しい状況の中、昨季のチャンピオンとの戦いとなったSR渋谷。ティップオフ直後から意表を突くゾーンディフェンス(DF)を見せたほか、リバウンドで強さを見せたロバート・サクレ選手、スタートからの出場となったチーム最年少の杉浦佑成選手、2メートルを超すA東京・竹内譲次選手相手にアタックした山内盛久選手などの得点で第1クオーター(Q)からリードを奪う。第2Qには、「最近試合に出る機会があまり多くなかったので、出たら自分の仕事をやりたい」と登場した長谷川智也選手が、得意の3ポイント(P)シュートを決めたり、DFの裏をかきゴール下に飛び込んだり存在感を見せた。

 後半序盤には、サクレ選手がブロックショット(シュートブロック)からチャンスをつくったり、ライアン・ケリー選手がDFを引きつけ満原優樹選手のシュートをアシストしたり、元NBAコンビが強さを見せ8点のリードを奪った。最終Qには、「いい流れでしっかりと決め切れた」と、広瀬健太選手がケリー選手のアシストで3Pを2本連続で決めガッツポーズを見せる場面も見られたが、以降オフェンス(OF)が失速。

 そして3点差で迎えた残り6.8秒。ケリー選手がA東京ミルコ・ビエリッツァ選手へのファウルで3本のフリースローを与える。ビエリッツァ選手は3本目を外すも、残り2.2秒でA東京ザック・バランスキー選手にリバウンドから得点を挙げられ、逆転を許してしまう。SR渋谷はタイムアウトを要求し、「チームでシュートが一番うまい」(伊佐勉アシスタントコーチ)長谷川選手を投入したが、スローインでボールを入れることができず。ボールを受けたサクレ選手がジャンプショットを放つもリングに嫌われゲームオーバー。61対62で敗れた。

 この日ヘッドコーチ代行を務めた伊佐ACは「最後、球際のところでチャンピオンチームの意地を見た。ボールに対する執着心が違った」と振り返る。接戦を演じる試合が多いが「勝ち切れていないのは事実。僕たちは勝たないと仕事がなくなるので、一緒に(勝利を)つかみにいこうと話した。ただ、ネガティブではないので上を向いてやるしかない」と現実と向き合う。その中でも「DFで崩れている感じはなく、OFが課題。決まるか決まらないかではなく、チームでどれだけいいシュートがつくれるかにフォーカスできれば(OFが)伸びてきていい試合ができる」と光明を見いだす。

 7得点1アシストを記録した長谷川選手は「空いたら全部打つ、打てなかったらアタックするという気持ちでやっているので、積極的にプレーした結果がこういう風につながった」と振り返り、「負けが続いているのでスタートのメンバーが危機感を持ってやってくれた。僕たち控えの選手も一緒に流れにのっていけて、先手を取れていたので今日はすごくよかった」と手応えを感じさせた。

 広瀬選手も「もちろん勝たないといけないが、どういうバスケットをしたら相手と戦えるのか光が見えた感じはある」と振り返りつつ、「結果が全て。これが僕らの実力なのでしっかり受け止めなくてはいけない。でもこのまま終わるわけにはいかない。今日は苦しい結果になったが、まずは1勝することで次が見えてくる」と前を向く。

 今週末の27日・28日にはまたホーム戦を控えている。「ホームは守らなくてはいけない。もちろん2勝するつもりだが、土曜の試合に全力をかけたい」(広瀬選手)、「何がなんでも連勝。必ず勝利をもぎ取る」(長谷川選手)、「勝つしかない」(ベンドラメ礼生選手)と強い気持ちを見せる。

 27日・28日の横浜ビー・コルセアーズ戦は青山学院記念館(渋谷区渋谷4)で行う。

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