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渋谷で「歩道橋めぐり」ツアー 歩道橋マニアが「鑑賞」視点でガイド

ツアーの中で回る歩道橋の一つ「広尾小前歩道橋」

ツアーの中で回る歩道橋の一つ「広尾小前歩道橋」

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 渋谷駅東口の屋根付き歩道橋「金王(こんのう)坂下歩道橋」など、渋谷区内の歩道橋を見て回るまち歩き「歩道橋めぐり」が9月15日に行われる。

 街ブラが趣味で2010年ごろに歩道橋に興味を持ち始めたという都内在住の会社員、ほんだこういちさんが主催する。「生活手段ではなく、『観賞』の視点で愛(め)でる」と、ほんださんならではの切り口で区内の歩道橋を案内する。

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 西新橋一丁目歩道橋から霞が関ビルを15年間ほど定期的に眺めてきたことが、趣味として歩道橋鑑賞を始めるきっかけとなったという。ほかにも、「スジャータのトラック」「トイレ案内図」の情報を集めブログにまとめるなど、自身を「超絶マニアックな趣味の持ち主」と称する。

 今年4月からツアーを行い、これまで3回、渋谷区内で歩道橋を案内してきた。主催者が「ホスト」となり独自ページでまち歩きやワークショップなどのイベントを紹介する「地域体験」のECサイト「TABICA(タビカ)」で販売する。

 当日は、恵比寿駅西口で集合し、明治通りと駒沢通りが交わる渋谷橋交差点に架かる「渋谷橋歩道橋」を皮切りに、駒沢通りの「広尾小前歩道橋」を「鑑賞」。その後、渋谷駅方面に向かい、ほんださんが注目する「屋根付き」の歩道橋「金王坂下歩道橋」へ。さらに、明治通りをまたぐ「渋谷三丁目歩道橋」を渡った後、セルリアンタワー前の国道246号線上を通る近代的な「ブリッジ渋谷21」を見て、ツアーを終える。

 ツアー中は、ほんださんが歩道橋の形や色、付帯物などさまざまな見方で歩道橋を語る。「普通のものからちょっと変わった歩道橋まで、普段見慣れている歩道橋が奥深いと感じられるかもしれない」と、見方で変わる歩道橋の魅力を紹介する。

 ほんださんは「(歩道橋の)趣味人口は非常に少ないので、鑑賞のルールなどを勝手に作れる。ご意見番がいないという意味で、自由度が非常に高い」とニッチな趣味特有の魅力を明かし、「全く同じ歩道橋は無いと言っても過言ではなく多種多様性がある。どこにでもあるので気軽に鑑賞できる」と歩道橋愛を語る。「数が減っているので、はかなさもある」とも。

 催行時間は10時~12時。料金は1,800円(小学生は1,200円、保険代など含む)。要予約。雨天中止。