南青山で「CDショップ大賞」授賞式 大賞は星野源さん、準大賞に水カン・WANIMA

大賞を受賞した星野源さん(中央)とCDショップの店員たち

大賞を受賞した星野源さん(中央)とCDショップの店員たち

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 日本のエンタメを発信するショールーム「Future SEVEN」(港区南青山6)で3月9日、「第8回CDショップ大賞2016」の授賞式が行われ、音楽家・星野源さんの「YELLOW DANCER」が大賞に輝いた。主催は全日本CDショップ店員組合。

4度目のノミネートで大賞を受賞した星野源さん

 同賞は全国のCDショップ店員の投票のみで選出される音楽賞で、2008年に設立され今回で8回目を迎える。昨年1年間で発売された邦楽の新譜を対象に、782人のCDショップ店員による2回の投票で20作品をノミネート作品として選定。その中から入賞 8 作品と大賞、準大賞を決定した。

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 大賞に選ばれた星野さんは、過去3枚のアルバムが同賞入賞・準大賞に選ばれている。自身を5度目のノミネートで初めてオスカーを獲得したレオナルド・ディカプリオさんのような状況に例え、「このままいただけないのかと思っていたが、ディカプリオさんと一緒の年に大賞をいただけてうれしい」と喜びを表現。今回のアルバムは、ブラックミュージックやソウル、J-POPなど「自分の趣味をまっすぐに表現した作品。戦略や計算ではなく、自分の大好きな音楽を堂々とやっていい時代がきたと思えた」とも。

 準大賞に選ばれたのは、3人組ユニット「水曜日のカンパネラ(通称・水カン)」の「ジパング」、3ピースロックバンドWANIMA「Are You Coming?」の2作品。水カンで歌唱などを担当するコムアイさんは「『こんなものがJ-POPに出てもいいのか』という心持ちでレコーディングした」と振り返りつつ、大賞が取れなかったことに「なんでかな~」と悔しさをにじませ、「(準大賞を)励みに頑張りたい」と意気込んだ。

 続いて登場したWANIMAは「水曜日のWANIMAです!」とあいさつし、笑いを誘う。ベース・ボーカルのKENTAさんは「現場の人に選んでいただけたのはうれしい。僕が女性と『ワンチャン』したのがよかったのかな」と冗談を交えながら、「音楽に正直に向き合い、音楽で返事をしていきたい」と話した。ドラムFUJIさんは、海援隊の「あんたが大将」をまねて「あんたが大賞!」と、音楽ファンやCDショップ店員に感謝を伝えた。

 そのほかの入賞作品は以下の通り。Acid Black Cherry「L-エル-」、大原櫻子さん「HAPPY」、cero「Obscure Ride」、back number「シャンデリア」、米津玄師さん「Bremen」。

 会場では、全国を11ブロックに分け各地域ゆかりのアーティストから選んだ「地方賞」、洋楽や演歌、クラシック、ジャズなどの「部門賞」も発表。ライブ作品賞に「Deka Vs Deka~デカ対デカ~」が選ばれたマキシマム ザ ホルモンのマキシマムザ亮君(歌と6弦と弟)は、「自分たちの魅力・本質・アティチュード・反骨心をあえて音源ではなく映像で表現。エンタメ業界全体にけんかを売るつもりでこだわって作った」とコメントを寄せた。