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表参道に大阪発お好み焼き店「たまちゃん」-トランジットが出店

「大阪の日常を味わいに来て」と呼び掛ける「たまちゃん」こと玉井哲雄さん

「大阪の日常を味わいに来て」と呼び掛ける「たまちゃん」こと玉井哲雄さん

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 表参道・青山通り近くに2月28日、大阪発お好み焼き店「お好み たまちゃん 青山店」(港区北青山3、TEL 03-3408-5600)がオープンする。経営はトランジットジェネラルオフィス(同)。

「たまちゃん」こと玉井哲雄さんをモデルにした絵が目を引く店内

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 飲食店のマネジメントやディレクションを手掛けていた「たまちゃん」こと玉井哲雄さんが2008年に独立し、大阪・堀江に開業したのが「お好み たまちゃん」。2012年、1号店(現在は移転に向け休業中)から程近い場所に2号店「ビバ!」(大阪市西区)を出店した。同社の社長・中村貞裕さんは4年ほど前に同店を知って以降、出張などで大阪を訪れるたび同店に足を運んでいたという。

 中村さんがかねて「東京で一緒にやりたい」と考えていた中、昨年9月に同物件が空くことを知り、青山店の出店を決意。同社と玉井さんが社長を務めるソウルフルフード(大阪市浪速区)がライセンス契約を結び出店にこぎ着けた。

 場所はトランジットジェネラルオフィス本社の隣のビルで、青山通りから1本入った路面。店舗面積は12坪。席数はテーブルを中心に29席を用意。店内はエージングを施した白を基調にした空間で、木調の家具を置いている。壁面には大阪の店舗同様、玉井さんをモデルにした絵が描かれている。

 「お好み焼き・鉄板焼き・オモニ(韓国語で母親)の総菜」が売りの同店。お好み焼きは、「豚玉」(680円)、「すじ玉」(750円)、イカやエビ、キャベツ、牛の小腸を揚げた「油かす」などを入れる「たまちゃんデラックス焼き」(1,250円)など8種を用意。

 そのほか、スライスしたトマトにチーズをのせて焼く「トマトチーズ焼き」(600円)、自家製ダレかニンニク塩味を選べる「名物!鉄板ホルモン焼き」(880円)、蒸した豚肉にチョジャン(韓国酢みそ)を付けて自家製みそやキムチと共にレタス・青ジソで巻いて食べる「自家製蒸し豚」(750円)などをそろえる。料理はキッチンで焼いて提供するスタイル。客単価は3,000円を想定。

 「内装・メニュー・価格ともに、大阪のものを極力そのまま持ってきた。ベタな大阪を感じていただければ」と中村さん。玉井さんは「ベタだけど、めっちゃおいしい大阪の日常を味わいに来てもらえれば」と来店を呼び掛ける。

 営業時間は18時~翌2時。日曜定休。

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