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「SWITCH」渋谷特別版-SPBSとコラボ、ワークショップ受講生が制作

「SHIBUYA SWITCH」の表紙

「SHIBUYA SWITCH」の表紙

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 カルチャー誌「SWITCH」(スイッチ・パブリッシング)の、渋谷にフォーカスした特別編集ローカル版「SHIBUYA SWITCH」が同エリア限定で発売された。

同誌を作る編集ワークショップの様子

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 スイッチ・パブリッシングと神山町の書店兼出版社「SHIBUYA PUBLISHING & BOOKSELLERS(シブヤパブリッシング&ブックセラーズ=以下SPBS)」(渋谷区神山町)がコラボレーションした同誌。今年3月から開いている「カルチャー誌『SWITCH』(渋谷特別版)をつくるワークショップ」受講生が制作した。

 ワークショップではスイッチ・パブリッシング社長で編集者の新井敏記さんを校長に迎えたほか、ゲスト講師が「編集とは何か」「取材とは何か」「営業販売」などについて指導。受講生たちは学びながら、実際に雑誌作り上げていった。受講生は30人で、学生や編集・デザイン関連の仕事に就くビジネスマンなど20~50代と幅広く、うち20人が女性だという。

 誌面は、写真家・大橋仁さんの撮り下ろしフォト、写真家・青山裕企さんの写真でつづる「SHIBUYA LOVE COMPLEX 恋人と別れるための15の場所」、ライブハウス「La.mama」(道玄坂1)や、かつての花街・円山町などを取材した「坂の上の物語」、渋谷を屋上という観点で切り取った「SHIBUYA ROOFTOPS」などで構成。特集は、受講生4チームが「渋谷」をテーマに、それぞれ企画した。歌手・川嶋あいさん、ブックディレクター・幅允孝さんなどのインタビューもあり、スイッチ本誌の特徴も引き継ぐ。

 SPBSの編集兼ワークショップ運営担当の天野俊吉さんは「一番面白いのは、渋谷に通って学んだ受講生が渋谷の雑誌を作り、渋谷の店で売るという、今までにないくらいのローカルさ」と話す。「受講生が作っているので、型破り・荒削りな部分、突っ込みどころもあるかもしれないが、そこも普通の雑誌とは違った楽しみ方なのでは」とも。

 価格は630円。今月17日からSPBSで先行販売しているほか、19日から「ShinQs(シンクス)」(渋谷2)の雑貨店「SPBS annex(エスピービーエスアネックス)」(TEL 03-6434-1747)でも販売。20日から「SHIBUYA TSUTAYA」(宇田川町)や「ナディッフ モダン」(道玄坂2)、「山下書店渋谷南口店」(渋谷3)など渋谷エリアの書店でも扱う。

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