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中目黒にラーメン店「アフリ」-恵比寿・原宿に次ぎ3号店

丹沢山系の天然水を使ったスープのラーメンを提供。写真=外観の様子

丹沢山系の天然水を使ったスープのラーメンを提供。写真=外観の様子

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 中目黒駅近くに8月4日、ラーメン店「AFURI(アフリ)中目黒店」(目黒区上目黒1、TEL 03-5720-2240)がオープンした。経営はアイズ(神奈川県厚木市)。

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 神奈川県・七沢の山中にあるラーメン店「ZUND-BAR(ズンドバー)」の姉妹店として、8年前に「AFURI」1号店を恵比寿東口に出店。2009年には2店舗目を原宿に出店。中目黒店は3店舗目となる。

 「(ズンドバーは)山の中でも繁盛しているが、商売として続けるには波がある。味を喜んでくださる方々に利用しやすい場所で提供したいと考えた」と「AFURI」出店の経緯を話す社長の中村比呂人(ひろと)さん。ラーメン店が多いエリアに出店していることについて、「売れないものは淘汰(とうた)される世界。楽してもうかることはないので、その苦労が報われる場所が良いと考えた。『激戦区』と呼ばれるには理由があり、お客さんのニーズもあるので『激戦区』の方が良い」とも。

 店舗面積は約23坪。席数はカウンターのみで16席を用意。ファサードはガラス張りにしたほか、「機能性を優先している」という店内は薄黄色の壁面や黒、茶色を基調に仕上げ、カウンターのヘリにケヤキを使うなど「細かい部分」にこだわった。

 スープは丹沢山系の天然水を使い、鶏をベースに魚介や昆布、香味野菜などを使った「淡麗」と、同スープに「鶏油(チーユ)」を入れる「まろ味」の2種から選ぶ。麺は極細ストレート麺で、追加100円で、つけ麺で提供する「真空手揉麺」への変更も可能。ラーメンは、売り上げの3分の1以上を占める「ゆず塩麺」をはじめ、「ゆずしょうゆ麺」(各850円)、「甘露」(750円)、「ゆず露」(850円)、「辛露」(880円)を用意するつけ麺などを提供。現在は、夏季限定メニューとして昨年から提供している「冷しゆずしお麺」(850円)もラインアップ。角煮を使っている「肉ごはん」(400円)などのサイドメニューのほか、炭火で焼く「炙りチャーシュー」(1枚150円)などのトッピングも用意する。客単価は950円前後。

 オープン後は20代後半~30代・40代の来店が中心で、男女比に差はないが女性が目立つという。既存店を知っている客の来店も多く、「恵比寿店が混んでいるから」と中目黒店に来店する客も。「まだまだ全員の方に満足いただけているわけではないので、おいしい料理を提供して、ラーメン屋らしい元気で爽やかな接客で、また来店いただけるよう、まじめに誠実にやるしかない」と中村さん。

 営業時間は11時~翌5時。

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