渋谷センター街に「洋服の青山」都心旗艦店-セレモニーに佐々木希さん

渋谷・センター街「さくらや跡」にオープンした「洋服の青山」の外観

渋谷・センター街「さくらや跡」にオープンした「洋服の青山」の外観

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 2月に閉店した渋谷センター街入口「さくらや」跡に11月11日、「洋服の青山」の都心旗艦店舗となる「渋谷駅前総本店」(渋谷区宇田川町、TEL 03-5784-2281)がオープンした。経営は青山商事(広島県福生市)。

テープカットを行った佐々木希さんら

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 同社は新スローガン「Take Blue(テイクブルー)」を掲げ、今月3日に名古屋市内に旗艦店をオープンするなど、47都道府県でスーツ業界の「ナンバーワンシェア」の獲得を目的に出店戦略を推進。先月28日には銀座に旗艦店をオープンするなど首都圏1都3県の駅前立地での店舗出店を強化している。同日には、「天神総本店」(福岡市中央区)を増床オープンしたほか、12日には「門真店」(大阪府門真市)の開業を控える。

 オープン当日は、レディス・ヤングカテゴリー、「就活・フレッシャーズスーツ」のイメージキャラクターに就任した女優・モデルの佐々木希さんもオープニングセレモニーに参加。同社青山理社長は「渋谷の顔とも言えるセンター街に出店できたことに感謝している。当店は新しい時代に向けた新店舗。これからも信頼いただける店舗づくりをしていきたい」とのあいさつ。オープン前から並んだ約700人の行列を前に同社長らがテープカットを行った。

 佐々木さんは「スーツを着る機会はあまりないが、同世代の方々がスーツをよりおしゃれに着られるように提案していきたい」とコメント。コラボレーション商品も企画中で、現在約1,780万人いる「青山カード」会員のうち約29%を占める20代のシェア拡大、「洋服の青山」の顧客のうち総売り上げの約6%を占める女性客の増加を図る。

 ヤングからシニアまで幅広い年齢層に向け商品展開を行う中、同店は「ヤングの顧客層を意識」した品ぞろえを強化。従来の郊外型店舗では約45%となる就活スーツやフレッシャーズスーツ、レディススーツなどのヤングスーツを全体の約60%まで増やした。

 店舗面積は地下1階から5階までを合わせて約989平方メートル。地下1階では就活スーツやフォーマルスーツなど約2,500着のレディス商品を投入するほか、1階はドレスシャツ・ネクタイ・小物、2階は就活スーツ約300着など約1,500着を展開するヤングスーツ、3階はアダルトスーツ、4階はフォーマル・礼装小物・ジャケット・スラックス、5階はスモールからトール・キングサイズまで約300着の色柄、サイズをそろえるワールド・ワイド・サイズを、それぞれ扱う。

 14日までは、3万3,800円~4万9,800円のスーツを9,000円で販売(1日30着限定)するほか、500円のワイシャツ・ネクタイ・ベルト(メンズ)、5,000円のレディスフォーマル(1日20着限定)など開店記念商品も売り出す。1万円以上のジャケットや1万5,800円以上のコートなど対象商品は半額で販売する。13日・14日には先着200人に粗品も進呈。目標年商は12億円。

 営業時間は11時~21時(14日までは10時~)。

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